袖の丸みのこと
着物を縫う上手い下手は縫い代の処理
とよく言われます
着物の縫い代部分はとても多いのです
何故なら着物は縫い代を切り落とさないから
一切反物を無駄にしないで何度でも再生出来る様に生まれたのが和裁
わたしの1番着物の好きなところです
で、袖の丸みの縫い代の処理の仕方
多分様々なやり方があるんだけど
丸みってゆうのはココ↓
今回は自分の着物です(自分のだからちょっと雑…汗)
単(ひとえ)の紬(つむぎ)とゆう着物
丸く縫って、糸でキュッと絞ってコテ(アイロン)で押さえて縫い代の処理
動画の方が良かったか…😓いつか動画撮ろう
生地はコテやアイロンで形作っても時間が経つと戻ろうとします
なので多少戻ってもなるべく厚みが出ないように重なりを最小限にします
↑裏から見たところ
縦の袖口側の縫い代にピッタリくっつけて糸で留めます
そうするとデコボコが少なくなり、時間が経ってもあまり縫い代が主張しなくなります
それにくっつけておくと縫い代同士が離れないので、中でグチャっとなりずらい
表から見て透かしてみるとわかりやすい↓
ちょっとした事ですが
お客様の手に渡って、もしも多少雑に扱われる事があってもそうそうヘコタレないように仕上げています
出来たばかりの着物がキレイなのは当たり前
そのキレイを長持ちさせるのが腕だと思っています
と、自分でハードル上げといて緊張する😮💨😮💨
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