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七五三の着物のこと

春にネットで見たという方から電話をいただき依頼された絞りの長着
お渡し後お客さまから写真とお礼の言葉をいただきうるっとなっております
どうぞ使って下さいとのことでしたのでお写真使わせていただきます
ありがとうございますm(_ _)m


なんと可愛らしい♡♡♡
こちらの反物はお母様が子供の頃にいただいたものなのだそうです☺️
総絞り✨
今回は7才でも着たいという事で7才用の寸法で仕立てて二重揚げしました
絞りだし厚みが出るのが心配ではありましたがスッキリ着付けられていて良かったです♪
お被布はお客様が買われたものです

裏地はアンティークの長襦袢地をお付けしました
金の鶴が八掛にいるのですが揚げする前に撮るの忘れました💦
そして袖と裾のフキにも金が見えるようにしたのでよく見るとキラキラしてます✨

肩と腰は二重揚げ
袖の揚げは普通
大輪の花の地模様に金の鶴


それと持ち手の付いた巾着も依頼され、これも裏地にキラキラのところを使いました
底に台紙も入ってます
表地と裏地の中にとめるのはちょっと大変でしたが🤭
あとヒモに何か付いてたらかわいいなぁと思い鈴を
楽器用の鈴なので良い音がします♪
お子様がこの鈴をとても喜んでいましたとメールにあり嬉しかったです🥰

実は裏地の付く巾着は初めてでした
裏表を一部抜かして縫ってひっくり返すと出来上がり!のはずが持ち手を付け忘れ、やり直し…
そして底の中の台紙を縫い止めるにはどうすれば…と
結構悩みました
あと縫い代はどっち向けるか…とか
多分そこまで考える必要ないのだろうけど気になってしまう
持ち手は裏地で一旦作ったのだけどやはり表地が良いと気付きこれもやり直し
中に毛糸など入れてみたけど絞り生地をクルクルした方がキレイでふわふわするとわかった
色々学びがありました

こうやって縫ってひっくり返す
持ち手忘れたところ
このあと縫い直した
裏地がかぶってこないように
グシ入れました
チリン♪


長着の方は3才で7才用を着るという事で非常に寸法を悩み、縫い方にも悩み…で書ききれないのでまた今度🤭

こういう大切な家族の記念に参加させてもらえた気がして嬉しい事だな…としみじみします
そして四年後また着てもらえるのを勝手に楽しみにしていたりします(笑)

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