まん延防止措置に移行 / ワクチン接種後も感染リスク etc. (6/21)
6月21日の ”気になる” ニュースはこちら。
■ 緊急事態宣言からまん延防止に移行
沖縄を除く9都道府県で20日、緊急事態宣言が解除されました。東京や大阪では、21日以降まん延防止等重点措置が適用されるため、飲食店の時短営業は継続されることになります。酒類の提供は条件付きで認められますが、自治体によっては制約が厳しく、引き続き提供を見合わせる飲食店も出てきそうです。
■ ワクチン接種も順次進むが...
一方、感染拡大を食い止める有効な手立てとなりうるワクチン接種については、職場や大学等での接種が徐々に始まっていますね。これまでは感染リスクの高い方への接種が先行していましたが、エッセンシャルワーカー等への接種が進むことで、日本もいよいよ集団免疫の獲得に向けて動き出したと感じています。
中高生への接種も夏休みに進めるとの河野大臣の発言がありました。発熱等の副反応が出ることも予想されますから、休暇中に接種を進めるのは良いことだと思います。
しかし、たとえ接種を完了したからといって、まだ気を緩めることはできません。ワクチン接種が進む米国では、高齢者を中心に接種完了後に新型コロナウイルスに感染するケース (ブレークスルー感染) が3,500例ほど報告されています (6/7時点)。
ワクチン接種後も感染のリスクが0ではないことを十分認識し、マスクを着用するなど引き続き感染対策を行うことが重要だと思います。