見出し画像

葉っぱ版画 落ち葉のコラージュ

並木沿いや公園を歩いていると、
足元には彩り豊かな落ち葉がそこかしこに。

形も大きさも様々で、つい拾いたくなってしまう。
''子供達との製作に使いたいな''と思い、
新鮮な落ち葉を集めてみる。

ゆりのき、イチョウ、けやき、マテバシイ

今回は、葉っぱの版画に挑戦!
絵の具では何度かやったことがあるけれど、オイルパステルを試してみようと思う。
絵の具よりも準備・片付けの手間が少ない利点があるので、使い心地や色の転写具合を確認したかったのです。

子供達と一緒にする製作の予行練習と、
私の趣味時間も兼ねてます。

ユリノキの葉にオイルパステルを塗る
(サクラクレパス  クレパス スペシャリスト使用)

パリパリの落ち葉は破け易いので、
一度水にくぐらせて、軽く拭いた物を使用。

しかし力強く塗りすぎると、すぐに破れそう.…。

オイルパステルの塗布面を画用紙につけて、   ゼリー空き容器のカーブで擦る

本来ならバレンで擦るのかもしれませんが、自宅に無かったので.…手頃な容器で代用。

くっきり転写された葉脈。蝉の羽みたい…

ユリノキの葉は、上部2箇所がぴょこんと尖っていて、猫の顔みたいです。
この時点で、作品の大枠が決まる。

木の種類よって葉脈も様々。
色の濃淡が、葉脈の美しさを際立たせる。

途中経過。                  1番大きいユリノキの葉は、青色を転写した後.. 破れかぶれ。。

落ち葉は脆いので、力加減によって穴だらけに。。
子供達には、やはり絵の具が扱い易そうな気がしてきた。


葉っぱの上にティッシュを載せると、       滑らかに擦ることができた

最後の方に気が付いたのですが.…
ティッシュの上から擦ると、葉も破れずに転写できました。
クッキングシートや薄い紙でも良さそう。 (もっと適切な道具や材料があるかもしれません。版画の技法をよく調べずに見切り発車したので、素人考えをご容赦ください。)


完成!
赤=帽子、青=マント、茶=長靴

マテバシイの葉が余ったので、作品名を書いてみました。
葉の表面が滑らかでツヤツヤしていて、すごく文字を書きやすい!これは嬉しい発見。
遊びのアイディアに繋がりそう。
子供達と葉っぱに手紙を書いて、郵便屋さんごっこが出来るかも。


身近にある物を使って、
気ままに遊びや製作に挑戦するのが好きです。
イチョウの黄葉シーズンがこれからなので、
今度はイチョウをメインにして、なにか作ってみようかと思います。

ちなみに製作の参考にした絵本はこちらです。

葉っぱで表現された水中の世界。
透き通るような色彩が美しいです。
(購入サイトが古本しか出てこなかったので、絶版になっているかもしれません。
図書館や古本屋さんにはあります。)


いいなと思ったら応援しよう!