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算命学鑑定士の日記:適職は人が決めることではない。もちろん算命学が決めることでもない。

前からよく考えていたことの一つに、仕事を選ぶということの意味があります。
今まさに我が子と過ごしていて彼らと学びについてどんな様々な世界を提示できるのか頭を抱えているところなのですが。

まず、私たちは何となく世代的に頭を使う仕事や学歴の必要な仕事が良いものっていう刷り込みがあると思っていて。
実際私もこの仕事がしたいな〜と思っても最短で辿り着かず、それでも国立の大学に行かないと。とか、資格もあれもこれもとって。とか進められ、それに自分で決められず紆余曲折しながらだった記憶があります。

それもまた、良いのかもしれませんが我が子たちは今を生きて、私とは全く違う人種だと思っているので頭を抱えています。さあ!自由に決めよ!と言っても選択肢を知らない、選ぶ経験をしたことが少ない子どもたちに自由に決めて生きていけ!はちょっと暴力的です。

ところで、大人もまた人生の岐路に立たされます。
転職や自分の生き方を迷う時期が往々に訪れます。
そして、結構自分で選ぶという経験をしたことのない人が多かったりするのも事実だったりするのです。

「私に合う仕事は何ですか?」というご相談も割と多かったりします。
算命学には適職占技というものがあります。実際に適職はこれです。という表もあるにはあるのですが、使ったことはありません💦
適職って。
自分が本当にやりたいことだと思います。
やりたくてやりたくて仕方がないもの。
それができない環境の人の方が実際多いと思いますし。
よくある適職の表を世の中の人が網羅しても世界は成り立たないんだよなあ。。。とイメージした時に矛盾した感覚もあったのも事実。
(世の中が回るために必須の職業が欠けているように感じたのです)

算命学では、前回の石門星でも書いたのですが、天将星と一緒にあると社長職や政治家が向いているということが言われたり。
他にも玉堂星があって刑も位相法であると弁護士になると強いということも見えたりします。

なれたらですが🤣

何よりも、なりたかったらですが🤣

「私に合う仕事は何ですか?」というご質問についてです。
逆にどんなことが好きですか?と伺うことが多いです。
もしくは、現在頑張っておられるお仕事をよりご自身に合った取り組み方や、頑張りどころを探っていきます。
どんな意識を持って挑みましょうかなど。
日干によっても、あり方は変わってきます。

仕事については陽占の東の星と南の星を重ね合わせて考えていきますが、
日干は何か、器は何かによっても、考え方は変わってきます。

これらを丁寧に考えるために必要なのは、
どんなことが好き?
どんな自分になりたい?
何をやりたい?
があることです。
もし見えてこなかった時には別のご相談から始まれば良いだけです😊。
私はどんな人?と俯瞰してみてみようとか、焦ることは全然ないと思います。
それまでは今のお仕事を頑張って体力をつけておくことだってすごく大切で素晴らしいことです。

また、やりたいことがあっても何でも簡単にお仕事にしてみよう!なんて無責任なこと、私には言えません。
まず今の仕事をこんな風にやってみよう。
その上でやってみたいことも今の仕事をしながらこんな風にやってみよう。
土台って本当に大切。
どんな時代になっても生活の糧を得ることって大切です。
(特に家族がいるなら尚更のこと)

その上で。
今学校の先生をしている東の星が貫索星の方であれば、まずは自分を鍛えながら自分流の指導の方法を模索して差し込んでいくことから、ですし
(なるべくコロコロ仕事を変えずに自分の道を早く見つけたい人ということでもある)
営業職をしている東の星が鳳閣星の方であれば、ガンガンいきたいところでも、ちょっと大らかに伝えようとする、楽しい要素や生活を楽しめる要素を組み込んで広げていく等の工夫もできそう。
私の場合は壬で東が牽牛星天中殺なので、誰かの役に立ちたいけれどそれは特定の人に向かわない方が良いのかな、まずは学問に忠義を尽くす感覚で向かってみようかな、
そんな風にも考えられます。

そこに中心星や南の星を重ね合わせていくと見えてくる世界の解像度もググッと上がってくるわけです。
そのための知識(暗記しなくても良く、使いたい時に引っ張ってこれるようにしておくだけでOK)かなと思っています。

とちょっと急に熱く語ってしまったのですが、人生やこれからの一歩は算命学が作るのではなくてあくまでも自分自身なんだっていうことを忘れたくないなと改めて思ったのでした。


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