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《絵本レビュー》北極サーカス
おはようございます!
朝方はすっかり寒くなってきましたね。
また、衣替えしなくちゃいけないかと思うとゲッソリなります。
週末は、娘の運動会なので晴れることを願ってます。
さぁ、小宵もやっていきましょうか(^^)
レビューする絵本は【北極サーカス】です。
作者は、庄野ナホコさん。
初版は、2018年1月です。
《ストーリーについて》
くじらに引かれてやってくる、夢のような白いサーカス。
北極オオカミ団長の工場で、いよいよショウの幕が開きます。
ホッキョクグマのアイスショーや、
うさぎの火の輪くぐりや、
ホッキョクギツネの空中ブランコ!!
よぉぉこそ、北極サーカスへ!
幻想的な、空間が美しい一冊です。
《10コの好きなところ》
①カモメがチラシを配るところからはじまるページがわくわくする。その設定が、おしゃれ。
②クジラに引かれてくるサーカステントという発想が面白い。クジラにハーネスみたいなのがついているところも良い。
③基本的に、絵が美しい。登場してくる動物たちもカワイイ。大人の絵本としてもおおすめできる。
④文も端的に書かれているだけど、淡々としている。だから、感情については読者が想像できる。
⑤サーカスにでている動物たちのことを〝白い毛皮の団員たち〟という文にして表現していること。
⑥しかも、その団員の衣装が可愛いしアイテムの色も統一されていてオシャレ。(ストライプ柄)
⑦お月さまのひかりの中で、空中ブランコで飛ぶシーンが幻想的で美しくて、少し悲しい。
⑧最後の大技は、しかけページになっていて迫力満点。大きな白いクジラに圧倒される。
⑨帰りに、風船のプレゼントっていう流れがとても素敵。お土産っていうところが素敵。
⑩最後は、北極サーカス来年もまた会えますようにとハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7.4)は、
『ほっきょくってさ、しろいどうぶつだらけだよね』
『しろくまさん、バレリーナみたいだね』
なんで言ってましたね。
結構、子供たちって〝白〟ってすきなんですね!!
わたしは、この青い海の景色とサーカスの色のトーンがマッチしていてなんか、幻想的な空間にうっとりしながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
実際に、北極サーカスがきたら跳ね上がるくらい嬉しいですよね。
わたしも、いちサーカスの観客として読むことができたように思います。
何度も言っちゃいますが、幻想的なんですよね、すーっとした青い世界が心を癒してくれました。
癒されたい方、ぜひっ!
☆彡
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