【慣れ親しんだ街に帰る】
先日、大阪に数日間帰ってきました。
とにかく楽しかった。
会いたかった友人にも先輩にも会えました。
本当はもっとたくさんの人に会いたかったけど、
日程的にも限界が。
それでも会いたかった2人の友人と先輩に会えて、嬉しかった。
そして4日も居候させてくれた友人に心から感謝しています。
友人と先輩にもやっと自分の口で
【超早期退職】してしまったことを打ち明けました。
LINEやメールで退職したことを伝える、という手段ももちろんあるけれど、文字というのは送り手と受け取り手の間で齟齬が生まれると思っているので、2人には直接自分の口から伝えたかったのです。
2人とも『そんなまずい職場早く辞めて正解だったよ』と、言ってくれたのがとにかく嬉しかった。
次勤務する病院は何年も前から興味があり、
『そこで働いてみたい、スキルを高めたいけど、受からないだろうしなー。でも働きたいなあ』
と2人には言い続けてきていたので、無事にそちらに内定を頂いたことを話すとまるで自分のことのように喜んでくれた。
この2人には何があっても隠すことなく話したいと思っているので、無事に打ち明けられて良かったです。
友人も先輩も同じ医療者同士です。
こういうまずいことがあった、
こんなやり方をやっていた
こんな扱いを受けた
など話し出すと愚痴が止まりません。
同じ医療者同士、お互いの職場の愚痴を話したり聞いたりする時間が好きです。
それは、この世界しか知らないから?
まぁ、18歳でこの世界に入る、と決めて、ずっとこの仕事しかしてないからそうなるのも合点がいくんですが。
そして前述の4日も私を泊めてくれた友人にも心から感謝しているわけです。
本人にはうまく言えないし、天邪鬼な私は不必要なことばかり言って困らせてしまうような人間だけど、いつも私に真正面からぶつかってきてくれる、そんな友人の言葉にどれだけ救われたかわかりません。
前職に在籍していた時、もう勤務していくのが限界に近いと思いつつも『辞める』という決心をつけられずにいました。
・まだ入職して数日、今自分が見ているのは職場のごく一部でしかなく、全体像は見えてないのでは?
・8年も同じ病院に勤務していたらそりゃ比較して悪いところばかりが目につくのは当たり前
・方言もある中で数日で馴染めるはずがない
・数日で辞めたらどうなるのだろう、そんなことは許されないだろう
・せっかく就職したのにもったいない…
などと退職したい、退職しないとと思うのに
決心がつきませんでした。
そんな時に背中を押してくれなかったら
きっと私は今もあの職場にいたと思います。
そして、心も体も壊していたとさえ思います。
『明日もう行くの辞めたほうがいい』
『このまま無理していったらどんどん辞められなくなる』
そのほかにもたくさんの言葉をかけてくれたけれど
そんな数々の言葉が無ければ、きっと辞める決心がつかず、だらだら働きながら壊れていっていたと思うので、心から感謝しています。
沢山私のことを気にかけてくれてありがとう。
背中を押してくれてありがとう。
友人を振り回しまくったけれど、楽しかった大阪旅。
正直懐かしいー!という感情もなかったけれど、
12年住んだ街、安心感がありました。
大好きな関西弁、大好きなご飯、大好きな街、大好きな人のあったかさ。
そういうものをいっぱい肌で感じてきました。
また帰れるその日まで、今自分に与えられていることをこなしていこうと思います。
少しでも今の自分よりも良い方向に変わった自分でまた大阪に帰れますように。
日々努力していこうと思います。