Ver7 チューニングでステップアップは御法度!
GT-Rを買ったらどうしたらいいか?
そりゃフルチューンよ!笑 というか全身に手を入れないと乗れないでしょう。経年劣化しているだろうし、ノーマルやライトチューンでは満足できるクルマではないし。アナタも満足できる人ではないでしょ?
GT-Rには松竹梅様々なチューニング方法がある。カタログスペックである280馬力を取り戻し、安定して長く乗り続けるという保存派もいるでしょう。一方でサーキットでタイムアタックしたい。最高速を試したい。高速道路の料金所ダッシュでゼロヨン気分を味わいたい。首都高バトルしたい…などなど。様々な仕様が選べるわけ。
では、実際どうしたらいいのか。これはね、ずばりサーキット仕様の手前くらいじゃないかな。割と簡単にパワーアップできるのがGT-Rの魅力だから。ノーマル保存派を否定はしないけれど、それでは魅力の半分も知ることができないぜ!
レース車両は不自由が伴うけれど、快適性能を残したままハイパワー化して、それに見合った曲がる止まる冷やす性能を追加する。エアコンやオーディオ、内装などを残して(ようは軽量化せずに)タイムアタック仕様にしたらいい。重さをパワーでカバーできるというかねじ伏せることが出来るのがRB26のいいところ。これは4WDであることも理由のひとつ。重さはパワーでカバー出来ることが多いんだけれど、2輪駆動だとタイヤのグリップ力を受け止めきれない。コーナーはどうするのって? タイヤを幅広くするんだよ(笑 そしたらまた重くなって…繰り返す(苦笑
で、この快適タイムアタック仕様は、300キロ出ます、500馬力出ます、曲がります止まりますってところ。このスペックまで、絶対にステップアップしてはいけない。280馬力から、一旦400馬力にして、そこから500馬力とか、ホイールを16インチから17インチを経て18インチとか。ブレーキを日産キャリパーから、33ブレンボを経てF50ブレンボとか。そういうステップアップは一切必要ない。全てゴールに必要なものを最初から使うこと。この中間地点ってのは試してもいいんだけど、費用が2倍になるし、そんな、なまっちょろい仕様ってのは3日で飽きるんだよ坊や。
可愛い素直な女の子なんてのはね、三日で飽きるんです。ワガママ放題の米倉涼子みたいのがいいんですよ。(歳がバレる)じゃじゃ馬じゃなきゃ飽きちゃうの(笑 それは冗談として、400馬力くらいだと誰でも乗りこなせて「楽しい」レベルなんだよね。刃物みたいな危うさがない。
これがですよ、スピンしたらどーなるんだ? エンジンがブローするんじゃないか? 事故ったら確実に死ぬな…というスピード領域。そういった刺激、スリルこそがオーナーにとって一番必要な麻薬なの。常に刺激を与えてくれるマシンを目指してよ。
乗るたびにゾクゾクする。そんな愛車であってほしい。
つづく