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毎朝、シャワーからストレスを浴びている

起きて歯を磨いたら、冷水シャワーを浴びるのがいつものルーチン。

なぜ、そんな辛いことをやっているの?と今まで何度も聞かれた。

習慣にしている理由は、免疫力向上や気分障害改善効果など様々な健康メリットがあることを論文で知り、確認したくなったのがきっかけである。

実際、続けてみてそれなりに効果は感じているけど、明らかに免疫力が上がったぞ!とか、基礎体温が上がった!とかは数値化していないのでよくわからない。

だけど、朝に冷水を浴びると圧倒的に気分が良くなる。個人の感想なんだけど、明らかにイライラする回数が減った。これは、ストレスに強くなったとも表現できる。

冷たい水を浴びると、呼吸数や心拍数が一気に上がり、瞳孔が開いて逃走闘争モードに入る。これは交感神経が優位になった証拠である。

毎朝、水を浴びることで意図的にストレス状況を招いているともいえる。実はこれが狙いだ。なぜなら、これを繰り返しているとストレス耐性が上がるから。

1000人の前でスピーチをするときも、好きな子に告白する前も、冷水シャワーを浴びたときのように、瞳孔は開いて呼吸数も心拍数も上がっている。

ようするに、脳は「ストレス」をひとまとめにして捉えるため、意図的にストレスを作ってあげると、実際にストレス過に入った時の対応に慣れる。

僕がイライラする頻度が減ったメカニズムはここにある。特に子供に対して優しくなれたことは本当にうれしい。だから、今後も続けていくのだが、未だに水の冷たさが怖い。

慣れてはきたけど、冷たいものは冷たい。真夏は全く抵抗なく、はじめから一気に冷水を浴びれるのだが、10月ごろから4月までは冷たい。真冬なんて水が痛くてと怖いほど。

そんな時期のシャワーは、あーーーーーー!!って叫びながら、バタバタ動き出したくなる。だけど、その衝動をグッと抑えて、ゆったりとした動作と普段通りの呼吸数を保つことが冷水シャワーの極意。そして、その行動こそがストレス耐性を上げるポイントである。

真冬のシャワーのイメージはこんな感じ

6月でも雨で気温が低い朝の水は冷たい。今日も少し冷たかった。

そんな時は、35度の温水プールくらいの温度から慣らしてから、最終的にハンドルに記してある青線を振り切る一番冷たい温度までもっていくのだが、この過程で少しイラっとする瞬間がある。

イライラしとるやないかい( `ー´)ノ 

まずは写真を見ていただきたい。

↑これが我が家の一番冷たいハンドルの位置。

水が冷たい日はここに来るまで段階を踏みたいので、かなり手前のぬるめの水がでる位置で目盛りを合わせる。

↑スタートはこのあたり。

完全に冷たいところから3㎝以上手前のところにあわせると、35度くらいの水が出てくるので、安心してシャワーを浴び始めることができる。

すこし温かさを感じるほどで、寝起きすぐに浴びても何の抵抗もなく、むしろ、ずっと浴びていたいほど心地よい。

だけど、全身をジャーっと濡らしたら、すぐに温度を下げるためのハンドルに手を伸ばして、中でカチっと一度だけ音が鳴る程度に慎重に目盛りを合わせる。距離にして、0.5㎝くらい下へ回す。

↑ほんとに少しだけ動かしたのがここ。

出てくる温度は32度~30度くらいなので、気合も何も入れず落ちてくる水を待っている。

だけど、イキナリここで青線を振り切った温度が出てくる。

シャワーから水じゃなくて、直接ストレスが降ってきてるじゃないかなってくらい呼吸が乱れて心臓がドキドキする。たった0.5㎝ハンドルをひねっただけで、我が家の緯度が大きく変わってしまったのかな?と思うほど急に温度が変わる。

これが、冷水シャワーを始めてからのイラっとするポイント。

同じ性質のシャワーをお持ちの方はいるはず!今思い出したけど、逆バージョンで急にめっちゃ熱くなる銭湯の蛇口もありますよね。笑

ぜひ、調節方法をご存じの方はシェアしてください(^^)/

とはいえ、日々生きていると急に降りかかってくるのがストレス。もしかすると、我が家のシャワーはそこまで演出してくれているのかもしれない。そして、僕はそのお陰で冷水シャワー効果を得ているのかもしれない。

こうやってブログに書いてみると、案外いいものなのかもしれないなんて錯覚を起こしてきた。

何はともあれ、これからも毎朝、冷水を浴びようと思う。

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