リグレット
作詞・作曲／針音　編曲／AKIHO

あの頃の僕はまだ上手に言葉にする事が
出来なくてもどかしくて

幼稚園の迎えのバスに乗るのが 嫌で嫌で仕方なくて
アナタの影に隠れて泣いていた
入園すると同時にイジメられ
男の子が怖いと女の子ばかりと遊んでた

そんな可愛い過去とは裏腹に道を踏み外して
心無い言葉並べてはアナタを傷つけていた

あの頃の僕はまだ上手に言葉に出来なくて
もどかしくて苛立っていた
あの頃その想いを上手く伝えられてたら何か
変わってたかな？変わらなかったかな？


くだらない事にさえカッとなり
常にどこか苛立って家族に当たり散らしてた
母譲りの頑固さも父譲りで短気な性格も
二人のダメな所も全部僕が引き継ぎ直してくよ

女作り家族捨て逃げた
アイツを憎んだけど
尊敬して愛してたから悔しくて
認められなくて涙が止まらなかった

それでも挫けずに僕が前に進めたのは
一番辛いはずのアナタが
僕を支えてくれたからそれだけでまた
強くなろうと思えた 強く在
ろうと思えた

あの頃まだアイツを許せずにいたけどいつしか
友達の家庭を見る度やり直したいと想いが溢れて
産んでくれなくて良かったあの時アナタに吐いた言葉も
今なら言えるよ 心から言えるよ
産んでくれて全てかけて育ててくれてありがと

あの頃の僕はまだ素直に言葉に出来なくて
恥ずかしくて強がっていた
けど今は違うよ全て伝えられるよ
アナタが母親で本当に良かった

あの頃の僕はまだ上手に言葉にする事が
出来なくてもどかしくて
あの頃の思い出も後悔も感謝の気持ちも
歌にしたけど伝わってるかな？伝わってるといいな