#4 猫と完全食による食欲の変化
1. 「完全食」を試してみた結果
最近ネットで見かける「完全食」という存在。ぼくらでいうところのスーパーペットフード。
人間が必要とするすべての栄養素をバランスよく含んだ食品のことを指し、ビタミン、ミネラル、タンパク質、炭水化物、脂質、食物繊維などの主要な栄養素を適切な割合で含んだ理想的な食事を1品で補うことができる食べ物のことをいうにゃ。
今日はその「完全食」をぼくが試してみた結果をシェアするにゃ。
2. 完全食でかわる理論的な変化
現代の食生活の中で不足する代表的な栄養素が「ビタミンB,D」「鉄・カルシウム・亜鉛」「食物繊維」「オメガ-3脂肪酸」。これらを摂取することで、体の免疫機能、リペア機能、腸活動と血圧改善による脳機能の向上とうつ症状の軽減が期待できるとされているにゃ。
3. 実際に体感できた変化
食欲がほとんどなくなったにゃ。
甘いもの :エネルギー不足
チョコレート :マグネシウム不足
しょっぱいもの:ミネラル不足
脂っこいもの :カリウム不足
酸っぱいもの :クエン酸やビタミン不足
氷 :鉄分不足
参照:セラピスト+
無性になにかを食べたい!という感覚は、カラダが「この栄養素が不足していますよ」というアラートを出している状態にゃ。
でも、完全食により栄養素が揃ってしまった状態では、カラダは生物的に満足していて、そうしたアラートを出してくれないにゃ。
だから完全食を毎朝とる生活を1週間続けた結果、ぼくは昼食〜夕方まで、ほとんど食欲を感じず、習慣的に「何かをたべよう」と思っても「なにもたべたいものないにゃ〜」としか感じないネコ。
まとめ
「空腹はスパイス」という言葉があるように、食事を美味しくいただくためには、栄養素を消化しきった状態で、お腹が空いている状態を作る必要があるにゃ。
効率さを求めた現代の人間たちは、完全食で栄養素を吸収できる合理的な生物に近づいたけど、その分、本能的な幸せから1つ遠のいてしまったとも言えるにゃ。
完全食自体は素敵な商品だからこそ、むやみやたらに摂取せず、夕食後に同時にとる、昼食と同時にとる、など食べ物を空腹な状態で食べられるように工夫して栄養の補給として、気を使う必要があるにゃね。