異性というだけで好意の対象にされる、その気持ち悪さ

 私は、性別が女でそうして生きてきた。女であることを嫌だと感じることは多くあった。一つには、生理痛が重いということ。中学生の時から初潮が来て良く痛いと泣いていたのを思い出す。それとは別に女であることを思い知らされ嫌だなと感じたことを書く。

 私は別に容姿がいいわけでもなく、性格は悪い。それでも、社会人1年目に異性の先輩に好意を寄せられたことがある。入社して1ヶ月も経たない頃に、周りのおばさまが話してるのを聞いてしまった。女というだけで、対して仲良くもない人間に好きになれる神経がわからない。更にそれを周りに言うというのが理解できなかった。私は、一人の新入社員と言う前に女という性別で隔てたものとして見られていた。ツイッターをしていて思うことがある。男性は、男性から女性への好意を嬉しいはずと思い込んでいること。はっきり言って、モテない私でも興味のない人間から寄せられる好意ほど気持ち悪いものはない。私は、人間に興味がない。つまりは、異性問わず寄せられる好意は気持ち悪いということ。言っておくが、私は同性愛者ではない。私が無性愛者かもしれないからではなく、仲良くもない人間に異性だからと好意を見せることの気持ち悪さがあるということ。

 転職してたまに会う違う職種の男がわざわざ話そうとしたりいじってきたりする。それは、果たして同性の人間であったとしても同じことをしたのだろうか?私はただただ女とかではなく人間として接してほしいということだけだ。これは、もしかしたら女から男にもあるハラスメントの一つかもしれない。気持ち悪いから好意に取られるような気持ち悪い言動するなという単純なことをわざわざここに書かなければいけないのは、私みたいな非モテ女でさえ過去におきたことなのだから美人で愛嬌のある女性ならば尚更辛いものがあるのであろうと非常に可哀想に思うからだ。