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<お受験コラム>多忙なお父様(お母様)の遊びの「習慣化」 実践その3:プチ発表会

 前回のコラムで多忙なお父様(お母様)がお子様との接点を効率的に深める方法として、遊びの習慣化についてご説明しました。

<お受験コラム> 多忙なお父様(お母様)は、「習慣化」できる遊びを取り入れ、お子様との接点を効率的に深める

 今回はその実践編として、具体な習慣化の内容をお伝えします。

プチ発表会のススメ

 第三弾は、プチ発表会です。前回の「柿のプランター栽培」「朝トレ」は、「ハードル高い!」とのご意見を頂き、今回は時間が掛からず準備も軽い内容です。
 プチ発表会は、端的に、お母様(お父様)との遊びの成果をお父様(お母様)に向けて、お伝えするイベントです。例えばお教室で折り紙作品を作った、公園でどんぐりを集めた、保育園でお歌を覚えた、などお子様の遊びの中で、できる様になったことを褒めてあげる会です。

折り紙作品を見せてもらい、一緒に作ってみるだけで、お子様にとっては嬉しい時間

定期的に開催し成長を加速させる

 お子様は普段の遊びの中で、できる事が増える喜びを感じています。またお父様(お母様)も、普段「遊び日記」を見返し、お子様の変化と成長を把握されており、実態をこの目で見たいはずです。そんな両者の思いを繋げるのがプチ発表会です。
 何気ないお子様との会話の中で、普段の遊びのこと、保育園での出来事を話題にすることはあると思います。これをイベント化し、更にお子様の「できる事」に驚き、褒め、一緒になって遊ぶこと、これによって、成長の段階を知るに留まらず、成長を更に加速させるのです。
 これでお子様との接点は深まり、次の休日のお子様との遊びは、その場の思いつきから、お子様のやりたいことの提案に発展します。またお子様にとっては、、お父様(お母様)と普段と同じ遊に対して驚かれ、褒められることで、普段の遊びをより好奇心、またある種の目的を持って取り組むようになります。そしてその成果をまたお父様(お母様)に発表する、この好循環がお子様の成長をドライブするのです。

 お子様の遊びの担当の分担、例えばお父様は体を動かすこと、お母様は情緒や技巧性を重視することなど、も実践しておられると思いますが、プチ発表会では、担当を入れ替えて発表会のお客さん役を演じてみてください。お子様の「伝えたい」気持ちは強まり遊びへの取り組みも変わってきます。そして、このプチ発表会を定例イベントとして習慣化し、お子様との少ない時間を、より充実させてみてください。

 ここまでお読み頂きありがとうございます。
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まずは目次をご参照ください。
その0 ご両親がまずやるべきこと
その1 相思相愛の幼稚園の探し方
その2 幼稚園の「評価視点」
その3 ご両親の準備 〜願書、面接、考査は三位一体〜
その4 当日の過ごし方


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