<お受験コラム> 多忙なお父様(お母様)は、「習慣化」できる遊びを取り入れ、お子様との接点を効率的に深める
これも無料ガイダンスでご相談が多かった、「遊び日記」を付けたいが、そもそもその時間がない、特にお父様が多忙でお子様との遊びの時間が取れない、といったお悩みの回答になります。
まずは、「習慣化」できる遊びの必要性や選び方をご紹介し、お勧めする遊びの内容は次号でお伝えします。
時間がないお父様(お母様)の言い訳
お受験に限らず、お父様(またはお母様)が多忙で、なかなかお子様との接点が深まらない、といったお悩みを良く頂きます。確かにお受験を考えると、面接の場でお父様の回答内容は重要視され、特に育児の積極性、具体にはお子様との時間の過ごし方はほぼ間違い無く問われます。
一方で当のご多忙なお父様(お母様)にお話を伺うと、
仕事の時間と子供の活動時間が重なるが、寝る前の読み聞かせは習慣は守っている
当直など土日の勤務もあり、長い時間子供と過ごせ無いが、朝食だけは一緒に摂っている
などなど、当然ですよね、と言えることを、自信満々にお答えになります。この回答は、初対面の方が客観的に見ると、お子様との接し方として工夫がなく消極的と思われ、結果的にお子様のことをお分かりになっていないのでは、と判断されかねません。特に、面接においては、先生方の普段よりお子様の小さな変化などを敏感に把握される視点からは、「このご家族と共に保育を進めていける」という感覚にはならないでしょう。
では、物理的に時間の制約がある場合、お子様との接点を深め、お子様の事をより深く理解するには、どう対処したら良いのでしょうか。
幼稚園の先生方は継続的な遊びの発展から変化と成長を把握している
ご入園後のお子様の幼稚園での生活を想像してください。規律ある指導をする園はもちろんのこと、自由保育の園においても、園児たちの遊びは、例えば園庭のお砂場や自然、保育室の遊具など、保育の意図をもって制限されています。その中で園児たちは、一人でお砂場で穴掘りをしたり、お友達と掘った穴に水を入れてお池を作ったり、みんなとお池の湿った砂で泥団子を作りをしたり、遊びを発展させます。そして先生方は、制限された遊びの発展から園児たちの変化や成長を把握するのです。
これは、ご入園前のお子様にも是非取り入れたいのですが、ご家庭には、制限されながらも発展する遊びの場はありません。また、お子様の遊びの発展を待つ時間も、特に多忙なお父様(お母様)には限られています。
「習慣化」できる遊びの選び方
ではどうすれば良いか、ご家庭でも発展する遊びを取り入れ、それを継続すれば良いのです。つまり、習慣化できる遊びを選び、親子で取り組むという事です。これで限られた時間の中で、お子様との接点はより深まり、お子様の変化と成長を知ることが出来るのです。習慣化できる遊びの選び方は、できれば願書や面接をにも活かせるように、
お子様が興味を持つ内容
遊びを通じて学びがある
今すぐ始められ、面接前に完結する
お子様一人では難しいが、お父様(お母様)の援助で体験できる
1日数分で終わる
いかがでしょうか。
具体な習慣化できる遊びについては、こちらです。
実践その1:柿のプランター栽培
実践その2:朝トレ プラスアルファ
実践その3:プチ発表会
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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「親子で楽しむ お受験準備」全体にご興味を持っていただけましたら、
まずは目次をご参照ください。
その0 ご両親がまずやるべきこと
その1 相思相愛の幼稚園の探し方
その2 幼稚園の「評価視点」
その3 ご両親の準備 〜願書、面接、考査は三位一体〜
その4 当日の過ごし方