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やわらかなコミュニティ になっていくのか?

 コミュニティがテーマの連続講座Social Mirai Design、第2回まで終了しました!

 第2回はゲスト3名(!)と言う豪華回。
 研究者・東南裕美さん(株式会社MIMIGURI)
 企業・半田美幸さん(note株式会社)
 まちづくり・中島明さん(としま会議)
 のそれぞれの分野から、コミュニティのこれからについて実践を元に話していただきました。

コミュニティって何だ??

 今回事務局として関わっているこの講座。
 テーマをコミュニティにしよう!と決めて以来、コミュニティって何だろうとモヤモヤしてました。

 初めにイメージするのは地域コミュニティ。ちょっと閉鎖的で、濃い、独特の雰囲気。
 次に、会社の中にもコミュニティって生まれることあるよなあとか、趣味の友達たちとのコミュニティ、最近だとオンラインコミュニティもあるなあ〜と、捉え所がないなあと思ってました。

 そんな中、講座では初めに東南さんから学術的な経緯の話がサラッとあり、その中でコミュニティの「共通の定義はない」との話があり、ある意味スッキリ(笑)。

 その上で、東南さんからは「集団の中にコミュニティの要素があるのでは」という話があり、腑に落ちました。

これからのコミュニティは?

 印象的だったのは、東南さん・中島さんどちらも、これからのコミュニティは境界線が曖昧になっていくのでは?ということでした。

 これは、2週に1度の読書会で読み進めているガーゲンの「関係からはじまる」の中でもまさに言われていたことで、コミュニティ内の絆を深めるほど、コミュニティ外との対立が深まるということが出てました。

 東南さんは、「アフィニティスペース(関心共有空間)」のようになっていくのでは?中島さんは「豊かな生態系」のようになっていくのでは?と話されていました。

 そのためにどうするか?のヒントとしては、例えば、「コミュニティの傍に席を作ること」、「似た人の集まりの中でもちょっと違うタイプの人から多様性を広げていくこと」、「ステップを踏んでいろんな人を混ぜていくこと」などが参考になるなと思いました。

 ただ、このことを自分の実践に置き換えようとすると難しい!
 コミュニティの熱が帯びてきた時にそうじゃない人たちに気にかける、あえて属性や雰囲気が違う人が心地よくいられるように気遣う、など、整えるお手伝いができると良いのかなと思いました。
 今回のことはしっかり記憶にとどめながら、関わり方を色々と考えていきたいなと思いました。

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