「やりたいことを“後押し”し合える社会にしたい」 丸毛幸太郎さんインタビュー結果
これからの時代の「ソーシャルデザイン」を考える連続講座Social Mirai Designの事務局である、NPO法人Co.to.hanaの丸毛幸太郎さんにインタビューをしました。
素敵な活動をされている丸毛さん、通称まるっちさんの、イマ・カコ・ミライを紹介します。
まるっちの イマ
ワークショップ界隈の人は、名前を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
現在は、様々な場でのファシリテーションや、オンラインでの講座づくり、ワークショップ運営などの支援をしているそうです。
最近の活動はこちら
・ワークショップ大学校
・オンラインファシリテーション実践講座
・【問いの筋トレ】問う力を高めるファシリテーション講座
・おうちでおいしい日本酒体験
まるっちの カコ
何やら気になるワークショップ関連イベントでもよく名前を聞くし、SMDではいつも素敵なファシリテーションで、これまでいったいどんな道を辿ってきたんだろう?と気になりました。
まるっちさんの、いくつかのターニングポイントを紹介します。
✅コミュニティでの信頼感が培われる!
子どもの頃は冒険好きのいたずらっ子で、近所でよく怒られたりしたそうです。
でもそのおかげで、近所の知り合いがとても多い子に!今思うとこの頃に、周りへの信頼感がある中で、新しい人に出会い、新しいことをするベースがあったのかもとのこと。
✅大人の行動への関心が高まる!
元々は保育士を目指していたまるっちさん。大学の頃、実習先のとある出来事で、「子どもの生き方を変えるのは良くも悪くも周りの大人なんだ」と気づき、大人の人間関係に興味を持つように。
✅ファシリテーションに出会う!
大学院時代サークルを立ち上げたものの、議論がうまくいかないと悩んだ時、人から教えてもらってファシリテーションに出会ったまるっちさん。
最初は本を読むことからはじまり、一時は日本ファシリテーション協会にも所属。徐々に自分も企画側として携わるようになり、「楽しい!面白ろい!」と思うようになったそうです。
✅コミュニティデザインに出会う!
情熱大陸で山崎亮さんが出ているのをみて、コミュニティデザインを知ったそうです。
「初めての場所で、初めての人に出会い、場づくりをする」って、なんとなくこれまでやってきたことと似てるぞ?やれそうかな?と思いつつも、「デザイン」って縁遠いなあ〜と思っていたとのこと。
✅Connecting the dots
大学院後の研究活動を一通り終えた時、経験が増えたファシリテーションを活かせないかな?と思いながら、「コミュニティデザイナー 求人」で調べて出会ったのが、現在のコトハナだそうです。
まるっちの ミライ
こんな、ファシリテーション・ワークショップ・コミュニティデザインの文脈で気になったまるっちさんでしたが、今後見てるものはさらに広大なものでした。
✅ビジョンとミッション
ビジョン
1人ひとりが自分の願いや想いに向けて進んでいける(と実感できる)社会
ミッション
・ほしい未来への一歩を踏み出すサポート
・今ここにあるものから、今ここにない景色を、ともにつくりだす
✅具体的には?
活動を通して出会う人々や様々な出会いを通して、「すごく想いがあってすごくいいコトをしてる/モノを作ってるのに、知られていない。もったいない!」ということが多く、気になってきたまるっちさん。
これまではそれを、ワークショップやファシリテーションなどの場づくりを通してつないできましたが、それだけでは限界があると感じてるそうです。
そのため、今後は、例えばECサイトをつくるといったような事業についても手がけていく計画だそうです。
これまでの場づくり、これからの事業、色々なツールを使いながら、何かやりたいことがある人が、足を引っ張り合うのではなくお互いに「それいーね!」と背中を押し合えるような社会になっていけたらとのことでした。
インタビューをしようと思った理由
今回まるっちさんにインタビューをしてみよう!と思ったのは、以前「人生デザイン講座」という本を読んだ時に、進む方向に迷っている時、色んな人にインタビューをすると良いということが書いてあったからでした。
→📚読書記録→ 未来は誰にもわからない。だからこそ自分でデザインする本 「人生デザイン講座」
また、今受けてるSocial Mirai Designの講座では、講座を受けるだけではなく、ワークショップや交流を通じて最後はプレゼンをすることになっています。
最終プレゼンに向けて様々な場面で気になる活動をしている人の話を聞いて取りまとめていきたいと思い、インタビューをしてみました。
まるっちさん、どうもありがとうございました!
Social Mirai Design講座受講記事一覧📝
▶︎ソーシャルデザインを考える・行動する Social Mirai Design スタート 第1回
▶︎「デザイン」の力を知る SMD第2回 山崎亮氏
▶︎楽しく続けることで地域経済を回す SMD第3回 矢口真紀氏
▶︎ワークショップの非日常性でポテンシャルを引き出す SMD第4回 安斎勇樹氏
▶︎アソシエーションデザインでひたすら周りを整えるまちづくり SMD第5回 寺井元一氏
▶︎答えのない問いに向き合う SMD第6回 中間ワークショップ
▶︎ほしい未来は自分たちでつくっていく SMD第7回小野裕之氏
▶︎進化思考で創造性を発揮する SMD第8回太刀川英輔氏
※この内容は、2020年11月末現在のものです。
本人からの掲載許可は取れていますが、あくまで私が聞き取った内容を私の視点でまとめているものとなりますのでご了承ください。
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