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完成の先。仕事の好きなところ

転職活動を始めて
やっぱり紙メディアに関わりたいと思い、制作系に応募するも全敗。
スキルのなかった私は、まずはスタートラインに立てるように
スクールに通い始めた。
Twitterでも情報収集したり。

そして、引き続きいろいろな転職サイトを見てまわる日々。
いつどんな仕事が募集されるかわからないから。

いろんな仕事を見ていて思う。

私は何がしたいのだろうかと思う。
ないものねだりをしているのか、
憧れているだけなのか。

私は作れればいいのか?
作れる人になれれば満足なのか?
なんか違う気がした。

ただ作れればいいわけではない。
完成して終わりではなくて、その先があるはず。
相手が期待されたこと、悩んでいたこと、困っていたこと…
それらを解決することができたのか、
改善することができたのか。


時間がかかるけど、コンセプトを考えるときは楽しい。
会社の特徴は何か、マーケットはどうなのか、ターゲットは誰なのか
その人はなぜこの会社を選ぶのか、
調べて調べて、考えて考えて、アドバイス貰って、ヒアリングして、
だんだん見えてくる、どんな誌面構成がいいのか。それが面白い。

そして、コンセプトが相手に伝わるように入念に話の流れや資料を用意。
その提案に同意をいただけて投資してもらえた時も嬉しい。
その提案をもとに制作の方の力で素敵な初稿があがってきた時も嬉しい。
校了して本屋さんに並んだときも嬉しい。
掲載が始まってWEBサイトに掲載された時も嬉しい。
そして、その掲載で効果を返せた時が一番嬉しい。
やりがい。クライアントと喜んだりしていた。

相手を知ってから提案したいし作りたい。
いいものは伝えたい。
共感できることに力を注ぎたい。

完成したその先を大切にしたい。
最終的なゴールはどこにあって、どこまで叶えられたのか。
次はどうしていこうか。
相手と一緒に考えていく。

やっぱり広告が好きなのか。
自分が絶対に制作者ではななくてもいいのかもしれない、とも思った。
職種の幅を広げてもいいのかもしれない。

必要としている人に必要とする情報を届けたい
いいものを伝わりやすいように伝えたい

心が動く瞬間を。

これからもつくりたい。

だから行動し続けるんだ。

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