見出し画像

#44 両親とアカチャンホンポで退院着選び(体外受精⑥からの妊娠)

私は結婚してから、夫の実家の近くに引っ越したので、自分の実家からは離れて暮らしている。新幹線などの電車を乗り継いで4時間くらい。車だと倍くらいの時間がかかる。年に数回の大型連休にしか両親には会えていない。

今回妊娠をして、ゴールデンウィークには大事をとって帰省をしなかった。距離も遠く、人込みも避けたかったし、安定期に入る前でもあったので、帰省することをやめた。

その代わりに、両親が大型連休を避けて私たちの住まいへ遊びに来てくれることになった。せっかくなので観光地を巡りたいところだったが、だんだんとお腹も重たくなっていて、長時間歩くことがきつくなってきていた。ちょこちょこ休憩をはさみながら歩かないと長い距離を歩くことは難しいと感じていた。
そのため、私たちの家の近くにあるアカチャンホンポでベビーグッズを見に行くことにした。


私の両親にとっては初孫になる。
両親が私を育てた時から30年以上が経ち、「久しぶりにベビーグッズを見た」と言っていた。お店の隅から隅までいろいろなベビー商品を見た。

両親は何か買いたそうに見えた。
「夫婦でお店に来た時に好きなものを買ってもらえればいいよ」と言ったけど、せっかくならここで両親に買ってもらって、記念になるようにしたいと思った。

何を買ってもらおう

出産を控えて一番気になっていたのは退院着。
退院着はせっかくだから、普通の服とはちょっと違うもの=ベビードレスを着せたいと思っていたけど、ベビードレスはフリフリのレースがついたデザインが多い。
赤ちゃんなので、ベビードレスに性別は関係ないのだろうけど、私たちの子は男の子。レースがついたベビードレスはやはり女の子っぽい感じがして、やめておこうかと夫と話して決めていた。(ご家庭によって何を着るかは自由だと思う!)
そして、私たちはシンプルな白がベースで肌触りのいい生地にこだわったツーウェイオールにしようという話になり、ベビードレス以外で、特別な雰囲気になる退院着をネットでいろいろと調べた。今回両親と行った店舗で、気になっていた退院着用の服を実際に見ることができた。実際に見てもその服が可愛いと思った。

そして私は、その服と帽子をセットにして両親に買ってもらった。白くて素材にこだわった肌触りのいい服。通常の服よりは特別感のある雰囲気だ。もちろん退院時以外にも着ることができる。
子にとっては、おじいちゃんおばあちゃんからの贈り物だ。

退院の時には、この服と帽子をかぶって写真を撮ろう、と思っている。
無事に生まれてきてくれて、この服を着せられる日がくることが楽しみになった。

いいなと思ったら応援しよう!