#3 不妊治療 初めての採卵結果
移植できる受精卵はどれだけできるのだろうか…
1回目の採卵後は、2日後に新鮮胚での移植を予定していた。この移植日に、移植する受精卵のグレードを教えてもらえた。
残りは胚盤胞になるまで培養していくので、何個凍結できるかどうかは2日後時点ではまだわからない。2つ目の受精卵の結果は、1回目の移植を終えた判定日の日に教えてもらえる。2週間くらい、2回目の移植できる胚があるのか分からないまま不安な日を過ごした。願うしかなかった。
採卵1回目の結果(保険適用)
採卵 9個
成熟卵 5個 成熟卵しか受精できない
体外受精 3個 ※運動率やその他要因では顕微授精になる
新鮮胚 1個 移植可能
凍結胚 1個 移植可能 5日目胚盤胞
9個採卵して移植できるのは2つ…こんな確率なんだとショック。知人から10個以上保存できた話を聞いていたので、動揺した。(後で気づくが、知人は自費治療の時の話しだったので、凍結の条件が異なっているようだった)
10個採卵したら、5回くらい移植できる受精卵ができると思っていた。しかも、成熟卵しか受精に進めないんだということもこの時知った。移植できる2個がうまくいかなかったら、また採卵からやらなければならないという不安が既に生まれてしまった。反対に、1個目で1人目、2個目で2人目ができるのではという、今思えばかなり高い期待もしていた。
今回の治療で、私たちは体外受精で受精ができることは分かった。それはポジティブな情報だったと思う。卵子と精子が出会えれば受精はできる。だけど、今までタイミング法や人工授精もしてきたけど、一度も妊娠や着床の傾向はなかった。ピックアップ障害などで、そもそも出会えていなかったのだろうか。ピックアップについては、検査でわかる方法がいまのところはないのでわからないままだ。
初めての新鮮胚移植へつづく
※治療内容は記憶で書いており曖昧な部分もあります。治療内容も個別のものになり、現在と異なる場合もございます。