「保育士は獅子親子に愛される」の商業告知と近況報告
9月のBL小説新刊のお知らせです。(と、後半は近況報告です)
セシル文庫さんより「保育士は獅子親子に愛される」を刊行していただくことになりました。
獣人、子育てもので、主人公はクビになりたての保育士の青年です。
クセありワケありの獣人親子と主人公が出会い、家族の形を模索していく物語。また書影やあらすじが公開されたら、ご紹介させてください。
イラストは鈴倉温先生です!!
各書店さんでご予約が始まっています。普段お使いの書店さんなどからご予約などいただけますと幸いです。
モフ充あり、子どもの愛らしさあり、獣らしいラブあり――と獣人好きさんにも子育て好きさんにも、ご満足いただけるようウンウン唸って書きました。どうぞよろしくお願いいたします。
※書影など公開が始まりましたら、こちらのページに画像などを差し替えます
【書籍情報】
タイトル:保育士は獅子親子に愛される
レーベル:セシル文庫(コスミック出版)
イラスト:鈴倉温先生
価格:630円+税(予定)
発売日:2020年9月18日
ISBN:9784774762296
++各通販書店さんのリンクはこちら++
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【ここから近況報告です】
また年末にかけては、昨年から準備していたものが続々と刊行・公開される予定です。腹を決めて、ひとつひとつ丁寧に取り組んできました。
しょうもないコンプレックスに悩んだり、人がうらやましくなったり、書けない難しいとわあわあ喚いたりしながらも、読者の方や創作仲間、先輩方に励ましや応援、アドバイスをいただいてなんとか乗り越えています。
やっぱり小説を書くのが好きだなあ(濡れ場が特に笑)というシンプルな思考に落ち着きもしました。
特にコンプレックスに関しては「WEB発作家」ということでぐるんぐるん悩んで遠回りしてしまいました。ネットでWEB発作家への揶揄などを見かけると、自分に言われたわけではないのに勝手に傷ついたりして。
そこに「商業という大海原に出てしまったのに浮かれてばかりいた」という焦りもこんがらがって、なかなかほどけずにいました。
自分で自分に呪いをかけていただけなんですけども……。
そのぐるぐるの結果、至ったのは「カツ丼屋さんにお客さんが求めるのは、カツ丼の美味さである」ということでした。
調理する人間がどこのどんな人物だろうが、お客さんにはさほど関係ないんですよね。本だって書き手のうんぬんよりも、面白いかどうかなんですよね(私も読むときはそうです)
ちっぽけな悩みで時間と思考と感情を無駄に使ってしまいました。一体どこに意識を向けていたんでしょうね。滝沢、愚かなり。
でもその一番大事な立ち位置を忘れずに、これからもひとつひとつ丁寧に楽しく書いていこうと思います。
目標はいつも、おいしいカツ丼!おいしいカツ丼!
いま出せる力は全て出して、なおかつ背伸びしてエイヤっと手を伸ばして、そして基本にもしっかり立ち返って、「今日のカツ丼屋、なかなか美味かったな」「また食べに行こう」みたいな感じで、「滝沢の本を買って良かったな」「また次の作品も読んでみようかな」と思っていただけるよう精進していこうと思います。
いつもありがとうございます、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
滝沢晴 拝
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