あの頃
なんだこれ、無性に高校生に戻りたくなってる
あの時の気持ちを少しだけ思い出してる
毎日毎日、長い時間、ほとんど学校に行って、
毎日同じ大好きなメンツに会えて、
大好きな先生のお話が聞けて、何気ない会話、
絶えない笑い声、誰かに見られている、助けられている、守られている感じ、午後のゆったりとしたみんなが眠たい時間、黒板の音、教科書をめくる音、ボールペンのカチカチ、隣からいつもの君の声、
同じ話題で同じ口調で、同じ空間で、ずっとこのまま時がとまればいいって、この時が大切なんだって思っていた、
あの頃の記憶
間違いない。
私の青春はあの頃だ。