高校の授業では投資の勉強をしながら、企業の社会的責任を学ぶ！
NHKの“おはBiz”は短時間でビジネスの流れ、しかも世界的潮流がわかるので毎朝観ている番組。だいたい6時半頃の放送。この“6時半頃”がちょっと問題で、忙しい朝は時々見逃してしまうことも・・・。でも今は便利な世の中。ネットで後から観られるのでありがたい。
ということで今朝も見逃したのだが・・・。
さて、前置きはこの程度にしておき、今朝は都立高校の家庭科の授業で投資の勉強をしていると。いやはや、世の中は多いに変化していますよね。自分の資産形成が銀行貯金しかなかった私の学生時代とは大違いで、様々な投資先がありますからね。授業では、投資にはリターンもあるがリスクもありますよ。という基本中の基本を教えるのは当然のこと。
（リターンのことを、“おかえりマネー”と朝ドラ“おかえりモネ”をもじっていたキャスターには苦笑いしかなかったが・・・。）
授業の進め方は、カードを使い、手持ちの1億円をどう使い、どこに投資するかをゲーム方式で学んでいた。
その投資先として、
✓CO2排出量が多い車を生産する会社
✓利益はそこそこだが、ペットボトルのリサイクルに力を入れる会社
などの選択肢が用意されている。
実際に生徒が選んだのは、
✓社会に貢献している企業を選びたい
✓安定して利益があがる会社を選びたい
と意見があがっていた。 この両方の意見をちゃんと出していることはNHKさん恣意的でなくていいですよね！
ただ、生徒達は、手持ちの自分のお金を投資することで、そのお金が社会に役立ち、間接的に社会に貢献すること学んでいるということ。
先生も、投資における利益の追求だけでなく、社会にどう貢献できるかも踏まえて授業を設計しているという。
企業の社会的役割についても一層目を向けられる時代になってきたのだ。
となると、企業はきれい事ではなく、真剣に社会貢献を考えた商品開発・サービスの提供を考えていかねばなるまい。中小企業では、そのための人材も財力も厳しいところはあるが、会社のブランドイメージ向上のためにもここは知恵の絞りどころだと思う。
ただ、商品開発やサービス提供でなくとも、今できるところから始めてみてはどうだろうか。
例えば、会社の近隣の掃除も立派な社会貢献ですよ！
何から始めたらいいのかわからないという中小企業の社長さん、一度ご連絡ください。
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