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ピアノの思い出

最近のこと。
初任給を使ってピアノを購入しました。分割払いですが笑
実は働きだしたらすぐピアノ買おうと、前々から思っていました。

この機にピアノとの思い出を記録しておこうと思います!

僕がピアノを習い始めたのは幼稚園。兄が元々やっていて、毎回レッスン終わりに飴玉を貰って帰って来るのが羨ましくて、親に頼んで始めさせてもらった記憶があります。なんと不純な動機なことか笑
といっても、多分僕が頼まなくても両親がピアノ習わせてくれていたと思います。親は楽器を触ったことのないタイプだったけど、2人ともクラシック音楽は好きで、家に1枚10曲くらい収録されているクラシックのCDが50枚ありました。子どもに弾けるようになってほしいという願望があったようです。結果的には僕からピアノを学びたいと言い出したけど、親の手の上で転がされていたような気もします。

最初の方は別にピアノに対する熱はなかったけど、好きになり出したのは小学3年の頃。当時ドラマ「のだめカンタービレ」の再放送があり、そこから強く影響を受けました。自由気ままに音を奏でるのだめとストイックに夢を追いかける千秋先輩に強烈に惹かれていました。ピアノリサイタルやオーケストラを見にいくのも好きな時期でした。
一時期は寝る前に必ずクラシック音楽を聴いて寝ていました。ちなみに当時好きだったのはベートーベンの「田園」第一楽章。

中学1年では合唱コンクールの時にピアノ伴奏を任せて貰いました。実力は対してなかったけれど、「男子がピアノ弾いている」というだけで過大評価を受けていていい気になってた記憶があります。
試練が訪れたのは中学3年の頃。その年も合唱コンクールがあり、ピアノ伴奏に立候補しました。僕以外にも2人立候補したので、オーディションが行われることになりました。
オーディション当日。ミスの数では1番少なく弾けた自信がありました。しかし結果は落選。ペダルの押し方が伴奏向きじゃないとの評価でした。受かったのはYちゃん。柔らかい音で弾ける人でした。まあまあショックでしたが、卒業式でも伴奏できるチャンスがあったので、そちらでリベンジをしようと思いました。
そして卒業式でも、僕とYちゃんが伴奏に立候補することになりました。前に負けていたので、2週間ほど必死に練習しました。
しかし結果はまたも落選。ミスの数はやはり少なく弾けたのですが、やはり音質やペダルで差が出たようでした。その日は家についてから号泣しました。
そんな経緯があったことで中学の卒業式は少し苦い思い出です。

レッスンは中学卒業とともに通うのをやめたので、そこからはもうピアノとの縁はなくなるかもと思ったのですが、そんなことはありませんでした。高校でも趣味で続け文化祭では簡単なバンドを組んでピアノを担当しました。
大学受験の時、ストレスが溜まれば、その想いをぶつけるようにしてピアノを弾いてました。
大学に進学してからも、知り合いにピアノ伴奏をお願いされて弾いたり、クリスマス会で演奏したりしました。卒論を書く時期になると、ストレスを大学の教育学部にあるピアノ室で発散させていました。
大学受験や卒論作成の大事な時に支えになってくれた一つがピアノでした。感謝しています。
今は社会人一年目。仕事の疲れもピアノで健全に解消していけたら。。

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