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役に立つ読書なんて
毎日、本を読む。
小さい頃からずっと、本を読んできた。
出産から数年を除いて、毎日読む。
ADHDだと本が最後まで読めないとかも聞くけど、私は大丈夫です。ただストラテラ飲んでから、読み方は若干変わりました。
今までよりじっくり順を追って読めるというか。じゃあ今までどんな風に読んでたんだ、って話ですが、なんか、もっとすごい勢いで読んでた。(伝わりますように。)
(無理ですね。)ちょっと習ったことないからわからないけど、速読とかに近いかもしれないです。一文字一文字読むというより、行とかページ単位で読むというか。体調とか、その本の大好き度にもよるので大体そんな感じ、くらいですが。
…というか、ADHDの症状とか、自分の気持ちとかもそうだけど、文章にするとよくわからなくなる。溢れる「そうなんだけど、そうではあるんだけど、それだけって訳でもないんだよね」感。
まあ、それで、本も大量に買います(戻)。
毎年自分への誕生日プレゼントは、東京の丸善とかのめちゃ大きい本屋さんで値段を気にせず本を買うことでした。
今は片付け中なので、なるべく買わないようにしてるけど、家には大量の本があります。休みの日とか会社帰りとかも図書館にいることが多いです。
読むジャンルは正直なんでもよくて、どんな本でも面白い。でも最近、いわゆる名作といわれる本は買うのに躊躇するようになりました。なぜなら、名作はいつでも買えるし、図書館にもある。そして、それ以外は思うより早く本屋から消えてしまうから。
夏目漱石の「こころ」が置いてない本屋や図書館はない。世の中絶対はないけど、多分あと50年はひとまず大丈夫じゃないでしょうか。でもコージーミステリとかの軽めの小説は、思っているよりずっと早く本屋から消えてしまう。
私はジルチャーチルの主婦探偵ジェーンのシリーズが大好きなんだけど、もう本屋さんでは見かけない。
有名どころではおばちゃまはスパイシリーズももうネットでしか買えない。(自分調べ)
「名作」はどこの図書館にもあるけど、主婦探偵ジェーンは買うしかない。
なに書きたかったかわかんなくなってきちゃったけど、私はね、ジェーンが大好きなんです。
ジェーンはね、シングルマザーで、子供が三人いて、なぜかまわりに殺人事件が多発する人なんだけど。子育てとかママ友の関係に悩んだりするところも、かと思えば、不労所得があって特に働く必要がなかったりする都合のいいところも、アメリカっぽいイベントが満載なところも。
「役立つ」こともなく、「気付き」もない、後世に残らない、そんな本の中に逃げ込むように何冊も何冊も何冊もぶっ続けで読んできた。そしてその時間分、私は生き延びるのです。