#192 Rojiura Curry SAMURAI. 吉祥寺店
2020年11月22日の今日は、「二十四節気」(にじゅうしせっき)のひとつ「小雪」(しょうせつ)に当たります。
「小雪」とは、冷え込みが厳しくなり、小雪がちらつき始める頃を表す言葉ですが、わたしにとってはスープカレーが無性に恋しくなるタイミングでもあります。
さて、全国的にもすっかりメジャーな存在となったこのスープカレーですが、ご存知のとおり、元々は北の大地・札幌発祥のご当地カレー。
「Soup Curry GARAKU」や「奥芝商店」「マジックスパイス」などなど、いくつもの人気店が札幌で誕生し、今や北海道のみならず全国各地にて店舗展開しており、ここ東京でも本場の味を楽しむことができます。
本日訪れた「Rojiura Cury SAMURAI. 」もそんな札幌発の人気スープカレー店のひとつ。
同店は2007年の創業以来、"1日分の野菜を食べるスープカレー専門店"をコンセプトに、道内をはじめ東京だけでも下北沢、神楽坂、吉祥寺、八王子、立川の5店舗のほか、仙台、鎌倉、大阪、福岡など全国各地で店舗を展開し、人気を集めているスープカレー専門店です。
というわけで、今日は我が家から一番近い吉祥寺店へ行ってみることに。
場所は吉祥寺駅西口から徒歩7分。
東急百貨店脇から昭和通りに入り、少し進んだ先にあるレトロな雰囲気のビルの1階部分です。
お店の外にはテラス席のほか待合席もあり、行列時には椅子に座って待つことができるようになっています。
扉を開け中に入ってみると、木の温もりが感じられる広々としたウッド調の店内は、照明や雑貨に至るまで随所にこだわりが散りばめられいて、雰囲氣も良くとってもお洒落。
天井の梁や柱などには古材を利用し、椅子などのインテリアはヴィンテージ家具で揃えられています。
オーダー方法はスープカレー店ではお馴染みの、数種類のメニューの中から具材やスープ、辛さ、ライスの量、トッピングなどを順番に選んでいくというもの。
わぁ!どれもこれもとっても美味しそう!
どうしようかなぁ〜。悩むなぁ〜。
う〜ん。。。
散々悩んだ結果、今回オーダーしたメニューはこちら。
「チキンと1日分の野菜20品目」
チキン・・・パリパリ
スープ・・・レギュラー(野菜ベースの濃厚スープ)
辛さ・・・4(辛口)
ライス・・・M(180g)
わぁ〜♪美味しそう♪♪
ではでは、いただきまーす!
ぱくり。
ん〜!濃厚!!美味しい〜♪♪
スープカレーというとシャバシャバタイプのものを想像しがちですが、こちらのカレーは、まるでミネストローネのようにとろりと濃厚。
何でも大量の野菜や鶏・豚骨・煮干・鰹節などをベースとしたスープに、完熟トマト・飴色玉ねぎ・数種類のスパイスを加えて作っているとのことで、コクや旨味の良く出た深みのある味わいに仕上がっています。特に甘みに関しては、今まで食べたスープカレーの中では最も強く感じました。
具材はチキンのほか、大根、蓮根、ヤングコーン、にんじん、トマト、じゃがいも、パプリカ、ピーマン、茄子、水菜、オクラ、かぼちゃ、ごぼう、大豆、あさつき、さつまいも、キクラゲ、ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎなど、北海道直送の新鮮な野菜がたっぷり使われています。
更に、にんじんは蒸して、じゃがいもは下茹でしてから2度揚げ、ごぼうは醤油ベースの煮汁で煮た後、衣をつけて揚げるなど、個々の美味しさを最大限引き出すよう、野菜ごとに調理法を変えているので、素材そのものの美味しさが味わえるだけでなく、シャキシャキ、ホクホク、コリコリっとした食感の違いも楽しむことができます。
また、北海道産の「きらら397」と玄米をブレンドしたライスは、スープとの愛称を考えて固めの炊き加減。そのため、スープを吸ってもべちゃっとならず、食感を損ねることなく最後の一滴まで美味しくいただくことができました。
美味しい上に野菜がたっぷり摂れて、身体を芯から温めてくれるスープカレーは、冷え込んでくるこれからの季節にはぴったりのご馳走ですね!
ん~♪今年の冬もいっぱいスープカレー食べよっと♪♪
ごちそうさまでした!
晴れ、時々Curry。2020-11-22
ハレカリにカレーを奢る? ▶YES NO