⑧入院1〜3日目
という訳でようやく入院です。
入院1日目
・術前説明
・PCR検査
午前中に大きいスーツケースを転がしながら病棟へ。家族と一緒に術前説明を聞き、家族とはここでお別れ。コロナの関係で、病室には本人以外は立ち入ってはいけないので。
あと入院中も面会は原則禁止。
術前説明は、主治医から胃の下側3分の2を腹腔鏡で切りますよとか、合併症のリスクとかを説明される。
なんとなく聞き流してしまっていた合併症のリスクをのちのちに身を持って実感するとは、この時にはまだ思ってもみなかったのだった…!🥹
以前にエコー検査した甲状腺の腫れや副腎の腫れも良性腫瘍で、今後も手術や治療の必要はないだろうとのこと。こちらは安心しました。
PCR検査はそのまま説明室で鼻に綿棒を突っ込まれた。鼻に異物が入るので痛い。綿棒を突っ込まれた痛さです(そのまま)
PCR検査の結果は午後にわかるということで、それまでは病室からなるべく出ないでねと言われた。結果、陰性だったので、めでたく入院も手術も予定通り行われた。
この日の昼食から病院食でした。完食。ここの病院食は結構美味しくて、手術前は全部完食していました。血糖値が高かったので、術前は糖質制限食でした。食前に血糖検査があり、これは術後も入院最終日まで続いた。
入院中の予定表みたいな紙をくれるため、今後することがわかるのがありがたい。
・病室で採血4本
・歯科
全身麻酔で気管挿管するため、口内を清潔に保つため歯石取りをした
・ストッキング測る
血栓防止用の膝下ストッキングの大きさを調べるため、ふくらはぎなどをメジャーで測られた
・薬剤師との面談
現在使っている薬を市販の目薬、塗り薬なども全て提出
・管理栄養士からの食事指導
術後の食事の説明
・医者にお腹に油性ペンで○マークを描かれる、手術箇所を間違えないようにするためのものらしい
・切除後の胃の検体の話
切除した胃は検査の後、オリンパスの胃カメラの研究に利用してもよろしいでしょうか? という話を医者からされる。切った後だし、何かの役に立つなら全然OKなので、書類にサインをした。なので私の胃も研究に使われたかもしれない
2日目
特になし!
金曜入院で土日を挟むため、術前準備や説明のほとんどが金曜日に行われ、土日は暇だったんですよね……
金土日と毎日シャワー浴びたくらいしかやることなかった。この病院は4人部屋に必ず1つシャワーがついていて、予約の必要もなかったのでシャワー入りやすくて良かったです。
3日目
看護師さんにおへその掃除をしてもらう。オイルをつけた綿棒できれいにされる。
へそを切るため必要なことらしい。
この日の夕食まで食べて大丈夫で、その後は翌朝6時までに最低でも500ml以上、水を多めに飲むように言われました。
下剤飲むことはあるのかな? と思っていたのですが、私の場合なかったです。胃を切るから、胃を空にすればいいからかなー(だから水を多めに飲んで、胃の内容物を流す)
(同室の膵臓がんの患者さんはご飯は前日昼までで下剤ありでした。出なくても大丈夫ですよーと言われていた…そんなもんなのか。大腸だとまた違うんでしょうけど)
枕が変わると寝れないタイプなので、夜は睡眠導入剤出してもらいました。
この3日間は病院内を少し探検して、ソシャゲを走っていた日々だった。自覚症状なく入院してるため、とても元気なので……むしろこれから良くなる期待と、未知の体験にちょっとわくわくしてるくらいだったよね、今思えば。
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