見出し画像

有福温泉

職場の、他部署の課長に激オススメされ
この夏行ってきたのが有福(ありふく)温泉です。

その課長曰く
"耳に効くという効能がある温泉ではないのだけど
有福温泉は、入る前と入った後とで
車の中で聴く音楽の聴こえ方が違ったの!"
とのこと。
課長だけでなく、一緒に行ったお友達も
同じことを言ってたそうな。
音の設定を変えたわけではないのに
なんだかクリアに聴こえるようになったそう。
それは気になる!すごい温泉だ!と思い
今夏は島根旅行を企てたわけです。

「福あり」とはなんとも縁起の良い名前
今回、私がお世話になった三階旅館さん。
詳細はまた別の記事で
細い階段、路地があちこちに。
なんとも味のある温泉街です
大きい温泉街ではないですが
旅館や共同浴場などがギュッと集まっていて良い雰囲気
3つある共同浴場のうちの1つ、御前湯(ごぜんゆ)

山裾にギュギュギュッと建物が集まっていて
とても良い雰囲気でした。
しかし私の写真からはその雰囲気が
うまく伝わっていない気がする...
完全に腕が悪いせいです笑
実際はもっと雰囲気があって
良いところなんですよー!
ちなみに夜はこんな感じ。

どうしても、いちばん目立っちゃう自販機
(ダイドーさんはなにも悪くない)
何気ない景色が様になります
旅館で借りた下駄をカランコロン鳴らしながら徘徊
灯された提灯がより雰囲気を良くします
お月様が顔を覗かせました
人でゴミゴミした温泉街は苦手なので
個人的には良い空き具合でした

提灯を灯そうと
発案されたのは誰なんでしょうね。
素晴らしいアイデア。
提灯のおかげでより雰囲気が出ます。

有福温泉には共同浴場が3つあるのですが
すべて入らねばもったいない!
ということで全部入ってきました。
ちなみに旅館では、少し割安で入れる回数券を
買うこともできます。

まず入ったのはさつき湯

さつき湯。
他のお客さんがおられたので外観写真だけ

自称温泉好きですが
熱い湯に長く入れない私。
さつき湯さんはそこまで熱くないそうですが
個人的にはなかなか熱く感じて
長湯できませんでした...
そういうタイミングだったのか
私が熱さに弱いだけなのか。
でも愛想の良い受付のおばちゃんに癒されながら
地元の方と入る温泉は良きでしたなぁ。
もちろん源泉かけ流し。
アルカリ性単純温泉なので
とにかくやさしい感じがします。

その次に入ったのはやよい湯

やよい湯
やよい湯は無人受付でした。
トラッキーが鎮座しております
こぢんまりした浴室ですが天井が高くて気持ち良い
3つある公衆浴場の中でいちばん湯温が低いそう。
おかげで長湯できました

やよい湯も地元のおじいさんが
入りにこられていて、
地元の方に愛されている温泉なんだなぁ
と思いました。
おじいさん、私より先に出られたのですが
見ず知らずの私に対して
「どうぞごゆっくり」と仰ってくださって。
いいなぁ、こういうの。
さらっとそういうこと言えるのいいなぁ。
見習いたいなぁと思いました。
なんかちょっとしたことでも
ホッコリしますよね。

そのおじいさん、浴室内で
勢いよく放屁してましたが
その一言で帳消しになりました

で、翌朝に入ったのですが
最後に行ったのが御前湯

レトロモダンとはまさにこういうこと
アーチ状の窓が美しい

御前湯、外観も素敵ですが
内部も素晴らしいです。
朝イチに行くと
ちょうど朝陽が浴室内に差し込んできて
至福でしたね!

御前湯の2階は
ちょっとした休憩スペースになっていて
有福温泉の
昔の写真なんかも展示されていました。

内部もレトロモダンな雰囲気
焼失とはもったいない
「よくいらっしゃいました」ってなんか良い日本語
昔も雰囲気の良さは変わらなかったんですね

課長が言ってた"音の聴こえ方が変わる"は
ぶっちゃけ実感できなかったのですが
良い景色(雰囲気)と良い温泉に
心から癒されたのは間違いないです。
また行きたいと割とガチで思う温泉地って
あるようでなかなか無かったりするのですが
(機会があればまた行こうかなみたいなのはある)
有福温泉は本当にまた行きたい!

街の随所で感じられた
"有福温泉をもっと盛り上げたい"
"有福温泉を若者の力で良くしていきたい"
という雰囲気も良かったです。

次は秋とか、少し涼しい季節も良さそうだなぁ。
時間とお金が足りない足りない。

今回はこの辺で。

いいなと思ったら応援しよう!