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三階旅館|有福温泉

有福温泉でお世話になったのは
三階旅館(さんがいりょかん)さん。

こちらのお宿の写真をXに投稿したところ
私史上いちばんイイねをもらった旅館でも
あります!
やっぱり良いものは
みんなも良いと思うんでしょうね。

三階旅館の名前どおり三階建てです
有福温泉のほぼ中心に位置します

三階旅館は、昔、このあたりのお殿様が
使用されていた建物らしいです。
ホームページによると
その歴史は江戸時代末期まで遡るそう。
歴史の長さに驚きますね。

フロント
急な階段
いかにも昔の建築物という感じがします
廊下は畳張りで素足で歩くと気持ち良い
共用部の随所随所に雰囲気のよい趣向が
余談ですが旅館を探検するのってほんと楽しい

とても気さくで明るい女将さんに
案内されて客室へ...

とその前に、今日はお客さんがいないからと
特別室も見させてくださいました。
「夜中でも入っていただいていいですよ、
窓を開けると良い風が入ってくるかも」
とのこと。お優しい!

特別室は三階(最上階)のいちばん奥
広縁
広縁からの眺め

三階ということもありますが
有福温泉という場所自体が斜面になっており
広縁からの眺めは三階以上の高さを感じます。
温泉街を上から眺めるその様子は
まさしくお殿様気分!
とても気持ちよくて
しばらくゆっくりしてしまいました
(自分の客室じゃないのに笑)。

私が泊まったのは鶴というお部屋。

ひとりにはじゅぶんな広さ
歴史ある旅館ですがエアコンや空気清浄機は高性能なものが置かれていて快適でした
敷いてある布団がふっかふかで感動モノでした
こんなふかふかな布団で寝たこと今までなかったです笑

この雰囲気の良さ伝わりますかねぇ...
本当に感動しっぱなしでした。

客室の窓を開けるとこんな意匠も。

客室が鶴という名前だからですかね
いやぁ手が込んでる

客室からの眺めはこんな感じ。
これまた良い景色です。

奥に、以前紹介したやよい湯が見えます

窓の下にもこんな意匠が。
やっぱりこの建物がお殿様の別宅だったからか
細かいところまで凝っていますよね!

ちなみに、お着き菓子が美味しかった。
手作りと言われていた気がします。

甘いものと渋めなお茶は旅の疲れが取れますね

夕食は温泉街の中の有福BIANCOさんで
いただきました。
地元の野菜や近くの漁港で獲れた魚を
使用されているみたいで美味しかったですよ!

ひとり旅でさみしいのは
ごはんを食べるとき正面に誰もいないこと笑
新鮮で美味しいお魚

夜は旅館の中のお風呂を
使わせていただきました。
こぢんまりしてますが
一人で入るには十分すぎる広さ。
確認はできなかったのですが
おそらく三階旅館さんでも
温泉を使用されているように思いました。

キレイにされてて快適な浴場
終始独泉だったので長湯してしまいました

そして翌朝の朝食!
これがまた美味しかったんです!

朝食は一階の食事処で
和風な旅館ですが、ここだけレトロモダンな感じです
焼魚の左にあるのは「赤てん」
島根名物の練り物で、ピリッと辛くて激ウマです

赤てん、本当に美味しくて感動しました。
どこかで買って帰ろうと思ったのですが
要冷蔵らしくて断念。
練り物なので当然と言えば当然なのですが。

あと、きゅうりのお漬物が
私の亡くなった祖母がよく作ってくれてたものと
味がとても似ていて感動しました。
祖母が亡くなったいま、
もうあのお漬物は食べられないと思っていたので
こんな旅先でまさか出会えるとは!
感動の再会です笑

そんなこんなでお世話になった三階旅館さん。
実は、訪れるまでそんなに
期待していなかったんです。
有福温泉で、ひとりで泊まれる旅館で
予算はこのくらいで...と条件を絞ったら
ヒットしたのが三階旅館さんだったわけですが
行ってみてどハマり。

今まで泊まった宿泊施設で
個人的にベスト3に入ります。

女将さんの人柄
建物の歴史と内装の美しさ
窓から見える景色
美味しい朝ごはん
ふっかふかの布団

これを書きながら、もう恋しくなっています。
必ず有福温泉は近いうちにまた行きます!
そしてその際は三階旅館に絶対泊まります!

良い温泉の地でお殿様気分、
本当におすすめです。

朝食時のおてもとに書かれてました
そんな謙遜しないでくださいと言いたい笑

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