見出し画像

温泉津温泉

有福温泉の三階旅館があまりにも良すぎて
後ろ髪引かれる想いでチェックアウトし
現実世界に戻る前の最後の抵抗として
いつもお世話になってる美容師さんに
オススメされた温泉に立ち寄りました。
有名な温泉津温泉(ゆのつおんせん)です。

いかにも山陰地方っぽい街並み。
たいへん好物です

まず入らせていただいたのは薬師湯さん。

レトロな外観が素敵。

このレトロな建物が
今も現役で使用されていること自体
すごいことだと思います。

山陰で唯一オール5!
なんだかすごそうです

内部の浴場の写真は撮れないので
気になった方はネットで探してみてください。
見たことある!って方も多いかも。
受付の方は、水分補給の必要性と
無理をして長湯しないよう
しっかり説明してくださいます。
それほど強烈な温泉ということ。
湯温も高いですし。
湯に浸かってじわーっと汗が出てきたら
すぐ上がって浴槽の周辺に座って休憩します。
しばらくしたらまた湯に浸かり
無理せず早々に上がって浴場内で休憩。
それを繰り返すのです。
まさしく湯治!
無理する観光客が多いんでしょうね。
湯あたりしてドテーンと倒れるのも
分かる気がするくらいガツンとくる温泉です。
でもクセになるー!

2階の休憩スペース。
おしゃれです
温泉津温泉の街並み。
とにかく暑い日でした。
にしても2024年の夏の暑さはホント異常だった...

そして温泉津温泉ではもう一ヶ所
行ってみたいところがありました。
それがここ、泉薬湯。

受付のおばあちゃんが写ってるので
一部加工しています

先述の美容師さん曰く
「罰ゲームかなと思うくらい熱い」
とのこと。
さっきの薬師湯も大概熱かったんだけど...
とちょっと不安になりながらも入湯。
受付の優しそうなおばあちゃんから
「無理したらだめよー。
ちょっと足つけるだけでもいいんだからね」
と諭されます。
おばあちゃんの頭には私が卒倒してる絵が
想像できていたのかもしれませんね。
薬師湯には、初心者向け、ぬるめ、あつめ
と三種類の浴槽があります。
初心者向けは私でも普通に入れるレベル。
とても気持ちいいです。
ところがぬるめになると変わってきます笑
ぬるめなのに熱い!
入れなくはないですがちょっと我慢が必要。
そして、あつめ。
片足を入れると
"あ、意外とイケる?"
と思いますがそれは勘違い。
両足を湯につけた瞬間
熱いを通り越して痛い!
すぐ退散して
初心者向けにランクダウンしました笑

受付でもらった入浴の心得的なことが
書かれている紙を、あとから読み返すと
人間って熱いものに触れたとき
まずは痛く感じるらしいのですが
その痛みは瞬間的なものというようなことが
記載されていました。
だから、あの痛みを我慢してたら
肩まで浸かれてたのかも?とも
思いましたが、受付のおばあちゃんが
無理するなって言ってたし
旅の思い出を悪いものにしたくなかったので
早々に退散しておいてよかったのかなとも
思います。

そんなこんなで島根ひとり旅'24
(そんなタイトルだったのか)は
全行程を終えました。
ちなみに、帰りの道中、
温泉津温泉で体力を奪われたのか
とにかく尋常じゃないほど眠くて眠くて。
何度もPAで休憩しながら
運転中も大声で歌いながら帰宅しました。
温泉津温泉、恐るべしです...

いいなと思ったら応援しよう!