見出し画像

【ブリジュラスex】自主大会準優勝の実績あり タケルライコexに有利!!

割引あり

はじめに

どうも、ハレです!
今回はブリジュラスexデッキの紹介です!
現在環境で猛威を振るっていて、CL東京でも優勝したタケルライコexに有利を取れる数少ないデッキとなりますので是非ご覧ください!


自己紹介

JCS2019準優勝、CL2018横浜ベスト8
自主大会の優勝は何度か。

8月投稿の「ボムパルキア」や7月投稿の「カシオペア大空洞ミライドン」では多くの方にご購読頂き、嬉しい限りです。
皆様、本当にありがとうございます!!!!


また、最近は【れーみんch】のサポートメンバーとして携わっていまして、対戦動画やわかりやすい解説などアップしています。


この記事について

新弾「楽園ドラゴーナ」にて収録されたブリジュラスexに可能性を感じ、発売前から2週間ほど考察をしました。
9/15の自主大会ポケトップ杯では個人6-2チーム準優勝となりましたので、大会で使用した感触を踏まえて再調整したブリジュラスデッキの解説をするため記事を作成することにいたしました。

※読みやすい記事にするため、一部カード名を省略して記載することがありますのでご了承ください。
 一例:
ブリジュラスex → ブリジュラス
ワザマシンエヴォリューション  → エヴォ


ブリジュラスex カードの評価(ジュラルドンも評価)

ブリジュラスexについてどういうカードなのか深堀りしてみます。
まずは実際にカードを見てみましょう。

ブリジュラスex

このカードを見て、皆さんはどのような評価をしたでしょうか。
僕はこう思いました。
『実質1エネで殴れるアタッカー、強そう!』
特性「ごうきんビルド」により鋼エネルギーを2枚供給できるため、自身に加速すると手張り1枚で攻撃できます。使い勝手としては少し自由度が低いリザードンの「れんごくしはい」といったところでしょうか。

リザードンより強い点として、1進化であること、進化前のジュラルドンの耐久が高いこと、序盤から220点が出せることなど十分差別化は出来ています。

次に各ステータスについても見てみます。

HP300
ブリジュラスは1進化ポケモンとしては高水準のHP300あります。
今のVSTARポケモンはHP280が多く、280を倒せる打点は各デッキ用意していますが、HP300を倒すのには2ターン必要だったり、ワンパンする為の要求を増やすことができます。
さらにガチガチバンドやフルメタルラボを採用し耐久を増やすことでフトゥー博士のシナリオを使い、受け回しする事も可能です。

特性 ごうきんビルド
進化するだけで2エネ加速できます。現状では他の鋼ポケモンで有用なポケモンが少ないため、基本的には自身に2エネ加速して実質1エネで攻撃できる高コスパのポケモンとなります。

ワザ メタルディフェンダー 220
たねVポケモンやキチキギスなどのシステムexポケモンを倒せるのは評価できるが、その一方で高打点を出せないため高耐久ポケモンとどう戦っていくかが鍵となります。


次に、進化前のジュラルドンについても紹介します。
まず現プールで使用できるジュラルドンは2種類ありますが、基本的にはステラミラクルのジュラルドンの方が強いです。

楽園ドラゴーナのジュラルドン
ステラミラクルのジュラルドン

HP130
他の進化前ポケモンに比べて耐久が高く、げっこうしゅりけんやトライフロストで一気に壊滅しません。また、非exから倒され辛くタケルライコに入っているスナノケガワでは倒されないのも強いです。

ぶちかます 30
鋼1エネで攻撃できる。このワザで小突くことで打点調整できたり、HP60セビエをワンパンで倒せたりします。
打点例としては、
VSTAR:ぶちかます30点+まけんき30点+メタルディフェンダー220点=280点
タケルライコ:ぶちかます30点+メタルディフェンダー220点=250点

レイジングハンマー 80+
ジーランスの特性「きおくにもぐる」の影響下であれば、ブリジュラスで相手の攻撃を耐えて重いカウンターをすることができます。
このワザのお陰で高耐久の相手もワンパンできるターンが生まれます。

ジーランス

ブリジュラス デッキの評価(対面の有利不利)

各環境対面の有利不利を記載いたします。

相性表

ブリジュラスを使ってデッキ単位で感じたことは、大きく4つです。
①たねexとVSTARに有利
②2進化exに不利
③後攻でも勝てる(じゃんけん弱くても大丈夫)

デッキの自由枠が多い

①たねexとVSTARに有利
ブリジュラスは進化前が非exであることと進化後がワンパンされづらいことで、自分だけがサイドを2-2-2で取り切る試合進行がしやすくなり、有利になります。
先手を取れた場合はキャッチャーなどで相手の急所(サイド2のポケモン)を叩くことが多いです。
相手にサイドを先行されたときも、取られるサイドは1枚なのでそこからまけんきハチマキでワンパンしたり、キャッチャーをつかったり、持ち前の耐久からのレイジングハンマーを使ったりしながら戦います。

②2進化exに不利
普通に戦うと不利ですが、今回のレシピではリザードンとドラパルトには戦えるようにしました。
調整段階で感じたことはリザードン、サーナイトは絡め手も多く、ブリジュラスをワンパンする術を持っていてこちら側は相手の2進化をワンパンできない状態になりしんどかったです。
リザードンはボム+ブライアで相手残りサイド4枚時からすぐ負けになる理不尽を押し付けられてしまいます。
対ドラパルトはお互いワンパンできませんが、相手側はベンチに60点ずつバラ撒いているため、こちらのシステムポケモンを枯らされる展開になりブリジュラス側が先に息切れします。

③後攻でも勝てる(じゃんけん弱くても大丈夫)
今回の大会の結果を改めて見てください。

この日のじゃんけんはなんと「1勝7敗」
それでもルギアやパルキアなどVSTARデッキに全勝しています。
①たねexとVSTARに有利」の説明と重なってしまいますが他の進化デッキでは基本的に先攻ゲーになるところを、ブリジュラスは相手にサイドを1枚取らせた後に勝っていくことができるのは大きな強みです。

デッキの自由枠が多い

デッキの枠についてですが、これは実際に見てもらったほうがいいと思いますので今回大会で使用したリストを見てください。

3S2ESM-ZPKmbf-yX23pM
大会リスト

このデッキの自由枠はどのカードになるでしょうか。人によって自由枠の捉え方は異なると思いますが、ブリジュラスがワザを使うことに関係しないカードは一旦、自由枠として考えてみます。

マシマシラ、ヒスイのヘビーボール、ロストスイーパー、エヴォリューション、デヴォリューション2枚、まけんきハチマキ、ゴツゴツメット、悪エネルギー2枚・・・計10枚

今回の構築でも10枚の自由枠が入っていました。
もっと大きな視点で見ると、デッキを回すカードはビーダルで確定なのか、キチキギスは必要なのか、フトゥーは必要なのか、などを含めると約15~20枚の枠を自由に組み替えることが可能です。

この自由枠をどう埋めて60枚にするかこそ、
デッキビルドのセンスが問われます。

それでは、この空いた枠を使って何を入れればいいのでしょうか。
私はこのデッキの弱点である2進化exに勝つ手段を入れるためにデッキの枠を使いました。
特にリザードンとドラパルトには勝てるよう60枚に落とし込みました。



ボム型、ディアルガ型、ブロロローム型

ここで蛇足とはなりますが、今回紹介するビーダル型以外のブリジュラスデッキについて、デッキリストと私が使わなかった理由を説明させていただきます。

まずは、ボム型です。

wfVwbV-0CSGEn-kf5VFF

前回の「ボムパルキア」の記事でも話題に出していましたが、最初に可能性を感じたのはヨノワールのカースドボムと組み合わせたボム型でした。
しかし、ブリジュラスとボムを組み合わせて思ったことは、「他のポケモンでいいじゃん」でした。

パルキアの様に手裏剣を使えるわけでもなく、アルセウスの様に強いサーチもなく、ジュペッタのようにグッズロックができるわけでもありません。
何ならブリジュラスの高耐久を押し付けたいのに、ボムでサイドを取らせる事で相手がブリジュラスを倒す回数を少なくしていてミスマッチだと感じました。


次にディアルガ型です。

3SMMX3-mzezZW-M2pRUy

ディアルガと組み合わせた際は、スタークロノスさえ使えれば最強のデッキになりますが、そう簡単にはいきません。

中終盤にディアルガを準備してもベンチに置ける数は1体しか置けず、そこを倒されてしまいます。ディアルガを無理やり2体置いたら、今度は逆にエネルギー加速要因を倒されて5エネ付けれなくなります。

結果、どう頑張ってもベンチ枠が足りず、相手にベンチを攻撃されない前提の立ち回りになってしまい現実的ではないという結論になりました。


最後に、ブロロローム型です。

KKJDcD-7nz4xJ-4cx8cx

この型の強みは、ブロロロームexを無理なく採用できる点です。

ブロロロームex

ブロロロームexは1エネ140点出せるため、ピジョットexやパルキアVSTAR、ルギアVSTARに弱点込みでワンパンできます。その一方で、下ワザは使い辛く、弱点対面以外は腐りやすいカードです。
また、このカードを採用する場合、非exのブロロロームも同時に採用する事になりますが、ランブルエンジンがどうにも使い勝手が悪いです。

ブロロローム

手札のエネルギーをコストにできるのはブリジュラスと相性がいいように見えますが、毎ターン手張りをしたい事も考えると手札のエネをコストにドローした先でまたエネルギーを引き込みたいとなるシチュエーションが多いです。
また、相手の手札干渉時もエネを引けないとただの置き物になり、ドローシステムとしてはあまり信用できません。

エネをトラッシュに送れるメリットも初手から使えるかがやくゲッコウガに軍配が上がるため、このカードの採用には後ろ向きにならざるを得ません。

また、デッキ構築の段階で
ブロロローム→エネを多くしたい
ブリジュラス→エネの枠を節約できる

となり、そもそもデッキ単位で考えると相反する性能なんですよね・・・



ここまで読んで頂きありがとうございます。

ここからは有料部分になりますが、改良後のデッキリスト、各カードの採用理由、デッキの回し方、各対面の立ち回り、他デッキ案(3つ)などを記載しています。

下記に当てはまる人は是非ご購読いただきたいです!
・タケルライコに勝ちたい方
・ビーダルリザのようなミットレンジが好きな人
・カスタマイズ性豊富なデッキが好きな人
・じゃんけんに左右されずに勝ちたい人
・ブリジュラス・鋼タイプが好きな人

シティリーグ優勝も目指せるポテンシャルがありますので、ぜひよろしくお願いします!


ここから先は

6,977字 / 15画像

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?