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カシオペア大空洞ミライドン

割引あり

※9/11 楽園ドラゴーナ環境のデッキリストなどを追記しました。

自己紹介

初めまして!

岐阜で活動しているハレです。
1年前にポケカ復帰して日々楽しんでいます。


実績

JCS2019準優勝CL2018横浜ベスト8
自主大会の優勝は何度か。

環境のメタを読むのが得意で流行りとは違う構築やデッキタイプを使って勝つことが多いです!

この記事について

今回7/20に開催されたポケトップ杯(チーム戦)で個人7-0 チームベスト4
となったミライドンのレシピを公開したところ多くの反響を頂きましたので記事を作成することにしました。

8/10に迫ったスクランブルバトルでも活躍できると思いますので、ご一読いただければ幸いです。

※読みやすい記事にするため、一部カード名を省略して記載することがありますのでご了承ください。
 一例:
シークレットボックス  → シクボ
ダブルターボエネルギー → ダブルターボ
エレキジェネレーター  → ジェネレーター



大会当日のマッチアップ


マッチアップ


カシオペア大空洞ミライドンについて

シークレットボックスカシオペアを使い、ダブルターボエネルギー、エレキジェネレーター複数枚、ゼロの大空洞をサーチできるため後攻1ターン目から

①おまもりカイナのごっつあんプリファイ や
②高打点のライトニングロンド

で確実にサイド2枚を先行し、そのまま走り切ることをコンセプトに構築しています。

サポートがカシオペアとボスのみの採用で本当に回るのかと不安になるようなレシピかと思いますが、イキリンコ、ミュウ、キチキギス、ライコウのしゅんそくなどデッキを回せるポケモンを数多く採用しているため案外回ります。

※念の為、下記にこのデッキの主要カードを貼っておきますのでテキストがわからない方はご参照ください。

ミライドンex
テツノカイナex
ライコウV
シークレットボックス
カシオペア
ゼロの大空洞


カシオペア型とペパー型の違い

現在、ミライドンといえばペパー型が主流だと思います。
ペパー型はジェネレーターと封印石をサーチでき、中盤以降いつ引いてもある程度強いサポートのため使いやすいですが、ミライドンの強さの根源である後攻1ターン目テツノカイナの起動という面においては若干不安定かなと感じます。

また、環境トップのリザードンに対しては単にテツノカイナを起動させるだけでは足りず、勇気のおまもりを付けながら攻撃しないと、バーニングダーク240点でワンパンされてしまい、エネルギーが続かず息切れしてしまいます。
従来のペパー型では、展開上ジェネレーター + 緊急ボードor封印石に触るのが限界で、このおまもりに触る余裕がない点がネックであり、リザードンに不利とされている要因でした。

そこでシークレットボックスとカシオペアの採用です。
シークレットボックスとカシオペアを使うターンは大袈裟に言ってしまえば好きなカードを5枚サーチしているようなものです。

このデッキの場合、ジェネレーター2枚・ビーチコート・勇気のおまもり・ダブルターボをサーチすることができ、テツノカイナに4エネを集めつつ勇気のおまもりを付ける動きの再現性が非常に高いです。

カシオペアの発動条件は難しいと感じやすいですが、シークレットボックスのコストやハイパーボールのコストでこのターン消費できないカードはコストにできるため簡単に発動できます。

2ターン目以降についても、おまもりテツノカイナを作ることが出来ていれば、ある程度耐久に頼れるためサポートはボスのみあればゲームテンポを掴めます。

また、2つ目のゲームプランであるライコウで高打点を目指す試合に関しても、シークレットボックスやカシオペアでゼロの大空洞をサーチしやすい点でペパー型に勝っている点だと思います。



ステラミラクルによる強化要素

7/19に発売されたステラミラクルによって環境が大きく変わりました。
リザードンはブライアによりゲームを決める速度が上がり、ドラパルトはきらめく結晶により安定感の底上げ、パルキアはゼロの大空洞により高打点を出してくる などなど

そんな中、ミライドンもゼロの大空洞を手に入れたことで環境相手への有利不利が変わっています。

例えば今まで不利だった対タケルライコ
相手のタケルライコがベンチを3体展開してきた場合は、ゼロの大空洞で自分のベンチを8体並べると全部でお互いのベンチが11体になるため、240点のライトニングロンドでタケルライコがワンパンできるので、有利不利がひっくり返りました。

更には、新弾で追加されたテラパゴスはバッフロン+勇気のおまもりを付けられているとHP340相当の高耐久になりますが、相手のベンチがフル展開で8体、自分も8体並べれば丁度340点のライトニングロンドでワンパンです。

パルキアも現在増加中ですが、弱点マッチとなり有利です。
今のミライドンはリザさえ乗り越えれば有利マッチが多く、今回ご紹介するカシオペア大空洞ミライドンはリザードンに対してもおまもりカイナという重い要求を相手に押し付けるため、十分勝てる相手だと思います。

また、ゼロの大空洞のおかげで従来のミライドンに比べるとキチキギスやミュウ等のシステムポケモンを多く盤面に置け、相手の手札干渉にも耐性ができる所も評価が高いです。


デッキリスト

大会で使用したリスト 
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ここまで読んで頂きありがとうございます。
ここからは有料部分になりますが、各カードの採用理由、デッキの回し方、一人回しの流れを画像を用いて説明、各対面の立ち回り、少し改良したデッキレシピなど記載しています。

できる限り詳細に記載させていただいていますので、もし興味がありましたらご購読よろしくお願いします!

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