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【ポケカ】ボムパルキアの徹底解説 100戦分データあり

割引あり

※9/12 楽園ドラゴーナ環境の追記をしました。

はじめに

ハレです。

今回はPTCGLで100戦して以下のような好成績をおさめた【ボムパルキア】について解説したいと思います。

100戦分のデータ

それでは今回の記事で一番見ていただきたい100戦分のデータになります。

100戦分のデータ
100戦終了時のゲームレート

※PTCGL上で対戦したデータになります。
※手入力による集計かつ個人で作った表のため、このデータを確証たらしめるものはありませんのでご承知ください。

いかがでしょうか。
なかなかの勝率でした。
50%を下回った対面はなんと、サーフゴーとミライドンだけです。
100戦潜っている間も定期的にデッキを改良して使っていたため、全く同じレシピで回し続けたわけではありませんが、ボムパルキアとしてのおおよその有利不利が分かっていただけると思います。

特にサーナイト、リザードン、カビゴンに対しては安定して勝つことができています。
タケルライコトドロクツキなどたね軸にも十分戦えています。
レジドラゴ等VSTAR相手は先攻有利のゲームにはなりますが、十分勝ちやすいと言えます。
ミライドンには勝てていませんが、テツノイバラとは五分で戦えています。
環境外のその他のデッキにも勝っています。

ただ、回してみて感じたのはとても難しいです。
僕自身のテクニック力が低いのもありますが、
リソース管理
あくうのうねりの打点計算
サイド管理
手札コストが足りてるか

私が今まで使ったデッキ史上、一番自分のターンを使っているかも知れません。対戦して頂いた方、待たせてすみません。

100戦中の序盤の負け試合はプレイミスで負けることが多かったですが、逆に言うとプレイミスさえしなければ多くの対面に勝てるとも感じました。

その後、デッキがアップデートされ、私自身の練度が上がり勝率も自ずと上がっていきました。この結果であれば、自信を持って皆さんにこのボムパルキアをおすすめできると感じました。

自己紹介

JCS2019準優勝、CL2018横浜ベスト8
自主大会の優勝は何度か。

先月投稿した「カシオペア大空洞ミライドン」の記事では多くの方にご購読頂き、嬉しい限りです。
本当にありがとうございます!!!!

また、最近は【れーみんch】のサポートメンバーとして携わっていまして、対戦動画やわかりやすい解説などアップしています。
本格的に始動したのはこの8月ですが、ありがたいことに既に2000人を超える方にチャンネル登録していただいています。

今回紹介する【ボムパルキア】の対戦動画などで出演する予定がありますので、実際の回し方について気になる方はチャンネル登録してお待ちいただければと思います!!


この記事について

今回7/25に開催された第4回俺達のジムがNo1決定戦にて使用したヨノワール入りのパルキア【ボムパルキア】のレシピを公開したところ多くの反響を頂きましたので記事を作成することになりました。

公開したレシピは雛形であり、完成度が足リないものです…

ということでPTCGLにて100戦こなしました!

デッキの完成度を上げるとともに自分自身がデッキに対する理解度を上げないと、noteにする意味がないと思い頑張りました。

これだけ回して実感したのはCL東京やシティリーグでも活躍できる、これから環境に入るデッキだということです。
約15,000字(無料部分で約3,000字)を使って隅から隅まで解説するつもりで書きましたので、ご一読いただければ幸いです。

※読みやすい記事にするため、一部カード名を省略して記載することがありますのでご了承ください。
 一例:
パルキアVSTAR → パルキア
カースドボム  → ボム
げっこうしゅりけん → 手裏剣



ボムパルキアってどんなデッキ

まずは大会で使用したリストを御覧ください。

大会使用リスト

一言で言うと先攻最強デッキ
2ターン目にカースドボムでマナフィを倒しながら、げっこうしゅりけんを打てば相手の盤面は崩壊します。キャンコロ手裏剣の恐怖は進化デッキをお使いの方ならご存知だと思いますが、ボムパルキアは呼び出し札が無くてもマナフィを貫通して手裏剣を使えるため、再現度が高いです。
またポケストップ、イキリテイク、かくしふだなど山を進める力も強いので初手事故率も少ないと感じています。

パルキア自身の打点が足りないと言う問題もボムの130点で解決できるため、打点に困ることは少ないです。

フィニッシャーには相手のサイド枚数をボムで調整してガチグマをぶつけることで、勝ち切ります。

ここからは改良後のデッキリストについての話になりますが、
元々不利だったカビゴン、イバラには勝てるようになり、後攻1ターン目から攻撃してくるたね軸相手にも十分戦える形になりました。
エーススペックも変更し、様々なパターンを想定して動きの幅が出るように大きく改良していますので、テクニック系が好きな人にも好んでいただける構築になったと思います。

あと、遊戯王をやっていた人には特に触っていただきたい山です。ポケストップによる墓地肥やし、墓地リソースの使い方、デッキ確定サーチ、ボムパルキアの遊戯王感はすごいです、遊戯王好きな人にもオススメ!



デッキ作成経緯

今回、デッキの作成に至った経緯を語らせていただきます。今後の皆さんのデッキ作成にご活用いただければと思います。

先日、新弾の楽園ドラゴーナ収録のブリジュラスexが発表されました。

可能性の塊

ディアルガデッキが好きな私は考察を始めました。
ディアルガと組み合わせるのか、
フトゥーで耐久に寄せるのか、
呼び出し札を多投してベンチのポケモンを倒し続けるのか、

全て回しましたが、環境と渡り合うにはパワーが足りず、特にリザードンとタケルライコに勝つのが難しかったです。
悩んだ末にボム型ブリジュラスなら打点補助+カウンターキャッチャーの利用などができ、全て解決するかもなあと思っていましたが、なかなか綺麗な構築は作れませんでした。

そんな時、youtubeを見ていたら、ボム型ジュペッタを回している配信がありました。ポケストップ、ヨノワール、タンカをいっぱい入れてヨノワールを無理なく立てれていて、「これだ!」と思いました。

紹介
今回見ていたyoutubeはじゅんさんのチャンネルです。
じゅんさんは高頻度でPTCGL対戦の配信をされているためよく見ています。喋りが面白いし、海外で流行っているいろんなデッキを回してくれるので相当参考になっています。いつもありがとうございます。
【参考】じゅんさん


じゅんさんが回しているデッキは2019年の世界大会優勝者でもあるヘンリーさんが今年の世界大会で使用されていたボム型のジュペッタでした。

WCS 5-3

この形を軸にブリジュラスに変えて回したいけど、練習量をこなすにはPTCGLで回したい。
現時点でブリジュラス同様にエネ加速を自身で解決できるアタッカーいないかなと考えたところ、パルキアで代用できるなと思い、適当にリストを作って回してみました。

すると、カースドボム+手裏剣の強さ、圧倒的な制圧力に一人で笑ってしまうほどでした。

こうして私はボムパルキアにたどり着きました。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

ここからは有料部分になりますが、改良後のデッキリスト、最終リストに至るまでのデッキ7つ、各カードの採用理由、デッキの回し方、各対面の立ち回りなどを記載しています。

できる限り詳細に記載させていただいてますので、もし興味がありましたらご購読よろしくお願いします!


9/1 追記
ミワハルchで【ボムパルキア】紹介いただきました!ボムパルキアというデッキがどんなデッキか、お分かりいただけると思いますので、是非ご覧ください!

ミワハルキさん、ありがとうございます!!

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