2024フェアリーS覚書

1/5の中山
基本は前残り。
ジュニアカップは1600m。だいたい前にいた馬で決まったが、誰もが地方馬の大差負けを覚悟したノリさんもびっくりポツンから6着まで持ってきた船橋の本田マー君をみるに外が伸びない訳ではない。マジで前が止まらんが正解。
展開次第でククナちゃんみたく飛んでこれる可能性はあるということだがそういう馬は多分クイーンCかフィリーズレビューに行くと思う。

中山1600
中山芝1600mで行われる重賞の結果を見ていただくとわかる通り、あのおにぎりコースのせいでとにかく適正が求められる。具体的な例はミスニューヨーク。
そのため中山芝1600経験はかなり貴重。
22年ビジュノワール(新馬戦→フェアリーS)の中山芝1600連戦で7番人気3着。
20年スマイルカナ(ひいらぎ賞→フェアリーS)の中山芝1600連戦で3人気1着。
等迷ったらコース経験値で買うのもあり。
とはいえ東京からのローテの馬が多数。
なぜなら強い馬は東京でデビューさせることが多いので。昨年のキタウイングや過去の馬券内の馬をみると夏の新潟デビュー組も多い。新潟デビューは時期的にも仕上がりが早いからである。
スタート地点は違うが使用するコースが一部同じ中山芝1200デビューの馬も馬券内に来ているので買い目を広げられるなら中山芝1200、1600で結果を出している馬も入れておくと良いかもしれない。

1、札幌デビュー。アルテミスSは完全キレ負け。新馬戦のように好位に付けられたらワンチャンあるかもやしれん。ソールオリエンスじゃあるまいし正直最内枠貰って控えるのも勿体ないきがする。母父が割とレアなマッチェム系で、言うなればスピード極振り血統なのでそれなりのスピードはあるはず。あとは坂か。

2、出遅れてアルテミス7着。お行儀が悪いって言い方なんだか良いな、さすが国枝女学院。マイルは忙しいとのことで、デビューも1800だし血統的にもクイーンCかフラワーCの馬って感じがする。
テンション高すぎてあかんかったとのことなので当日パドック班頼みました。

3、新馬戦はボンドガールの4着(0.8秒差)。去年の3着馬が中山芝1200デビューで京王杯(東京芝1400)を挟んでフェアリーSと延長延長と来ている。ダリア賞はコラソンビートに負けてるし、カンナSはオーキッドロマンスの2着、黒松賞で負かした2頭は今日の1勝クラスでワンツーしてるので物差し的には無くはない。正直津村さん2日連続重賞勝ちできると思えないので買っても2,3着。ぶっちゃけドレフォン×ハーツクライなら距離伸びてもいいと思うけどなあ……。ここでダメなら気性面で1200しかいけないタイプの可能性があるのでフィリーズレビューまで覚えておきましょう。

4、三浦に出戻り。たけしが「ビビりって聞いてたし出脚あったから逃げてみた」って感じのことを言ってるので行けたら行く〜(行かない)の可能性を頭の片隅に置いておきたい。まあ美浦坂路馬なりで53秒台だから人気よりはやると思う。

5、佐々木は最強ですが馬自身の物差し的には少し足りないきもする。前走内枠で壁作って進めたらスローのよーいドンになった上に前壁したりなんだりで本来の力は出せなかった模様。ステレンボッシュとのタイム差は0.5秒なので小回り適正の差で逆転はありそう。この馬1着まで持ってこれたら佐々木最強来年辺りG1勝てるよ。

6、アルテミス3着。キワムからルメールに鞍上強化。夏新潟デビュー、2歳牝馬重賞3着とこの中で1番人気にならざるを得ない。ラーグルフと馬なり併入なら普通に良い。正直ケチつけるとこ思いつかない。強いて言うなら正月休み明けのルメールが唯一のマイナスポイント。

7、別に弱いとかそういう訳じゃなく、高知競馬なら無双出来そうな血統構成(ガルボマンボを見ながら)。ガルボ自体はダービー卿CT初め1600のG2、G3ならそれなりに走れている、サウスヴィグラスが彼女をダート馬としているのか。

8、ミルファームと言えど昨年の勝ち馬はキタウイング。中山1600は3着だし鞍上継続ならそれなりにこの馬の乗り方は把握出来てる。しっかりゲート出て中段に付けられたらかなぁ。近親にスノードラゴンがいるがこの馬もそれなりに中山走れてる、スプリンターズSは新潟だけど。
ちなみに併せ馬してたマコタイガは今日新馬戦勝った、11番人気で。

9、前走阪神JFはタコ負けしたが中山芝1600は勝ってるし、新馬戦はボンドガールの6着、その後夏の新潟未勝利戦を勝ってるのでそれなりに力はあると思うが2番人気では買いたくないなという馬。今日の中山芝でちょいちょい母父ナスルーラ系が来てるので母父パイロでもっと嫌われてくれないかなというのが本音。あとは前走やりすぎてダメだったからソフト仕上げらしいので+20ならちょっと御遠慮したいかも。

10、シカゴスティングがまぁ頑張ったかなって感じのファンタジーS組。杉山先生が「この時期の時計のかかる馬場なら」と言っているが残念時計は例年に比べてはやそうです。
ピーヒュレクの重賞勝ち鞍をみるとどちらかと言えば中距離〜長距離の騎手なんじゃないかと思うのでネキは距離延長良いかもしれないけどピーヒュレクの距離短縮が心配。長距離の川田くらい心配。

11、馬柱から器用さを感じる。毎回騎手違くてここまでやれる牝馬は強いと思う。赤松賞で0.1秒差負けたステレンボッシュは阪神JF2着。物差し的にバシシューではなく武史継続ならワンチャン1番人気まであったと思う。
何よりこの馬年明け前ではスターズオンアースの練習相手になっておりぴよぴよの2歳馬(当時)が複勝率100%(G1含)の女相手に馬なりで頑張って0.2秒差ならそこそこ強いんじゃね?って感じ。
こんなノリで去年はドウデュースと合わせてるやん!と言うだけでクイーンCでハーパー単勝でめちゃくちゃゴチになりました。

12、1勝馬。タイトルホルダー去りし栗田厩舎は実質ククナちゃんのワンパワーなので重賞勝ち負けできるニュースターが欲しいところ。
ソングライン等をだしたソニンク牝系なのだがどうやらスキルヴィングの半妹。というかキズナ産駒母父ボリクリ、ソニンク牝系と実質ソングライン。ソングラインの活躍みて似たような血統構成作るべくキズナをつけたのでは?という裏事情まで垣間見える素晴らしい血統表です。

13、相手関係をみても買える要素をピックアップするのがやや難しい。やや難しいからこそ人気の盲点でしれっと3着にいたりするのである。

14、13と同じ感じ。ただ西村あっくんと違って田辺さんの方が中山得意なので13よりは多少買い要素はある。牝系は西山血統。母父ナスルーラ系ならまあ明日の血統傾向見て今日と同じ感じだし、東京マイルで先行してチョイ差しして勝ってるのを少し評価しよかなって感じです。

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はちの仔
職場のウォーターサーバーが撤去されてしまったので、毎日の水代を恵んで頂けると泣いてよろこびます。