銀座リプロ外科で日帰り精索静脈瘤手術(ナガオメソッド)を受けた記録
はじめに
2020年に不妊治療の一環として銀座リプロ外科で精索静脈瘤手術を受けました。初診から手術の流れと、その後の経過についての記録を記載します。
この記録は、手術にかかる費用にはある程度納得済で、手術の予約や流れについて詳細を知りたい方や、生活への影響を詳しく知りたい方向けです。後述しますが手術の効果を知りたい方はには向いていません。
銀座リプロ外科で手術を受ける決断(または別のクリニックを選択する決断)の一助となれば幸甚です。
銀座リプロ外科では日本における精索静脈瘤手術の第一人者と思われる東邦大学リプロダクションセンター永尾教授が開発した、日帰り顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術(ナガオメソッド)による手術を受けることが出来ます。
保険適用の顕微鏡下精索静脈瘤高位結紮術手術と比して、以下のメリットがあると思われます。
https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/repro/patient/man_sterility/varicocele_surgery.html
私は日帰り可能であることにメリットを見出しました。
ちなみに私は不妊治療の過程にあるため、精索静脈瘤手術の目的である不妊治療効果については不明です。精液検査もしておらず精子の運動率改善の有無についても分かりません。それらについては判明次第、追記したいと思います。
初診予約から初診〜手術の予約まで
初診予約はメールで申し込みます。返信はスムースです。初診の受付時間は一般のクリニックと比べて限られているので休暇を取りました。予約日前日にメールで体温および新型コロナウィルス感染症相当の症状がないことを報告します。
予約日に東銀座のビル内にあるクリニックへ行きます。エレベーターを利用しますが、一階のインターホンで連絡しないと該当の階にエレベーターは止まらないようで困惑しました。
コロナ禍の影響もあり複数の患者を同時に対応しないよう時間厳守が求められます。予約時間より早く着いて連絡しても、予約時間まで待ってから連絡するよう促されます。
同様の理由で付き添いも禁止されます。私が初診を終えて帰る時、ご夫婦でお越しの方が居ましたがクリニック内に入ることを断られていました。
診察は永尾教授の実施です。診察室は厳重な感染症対策がされており、教授とはビニールの隔壁越しに話します。ヒアリング内容は、精索静脈瘤と判断するに至った過程と、不妊治療の状況です。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?