全然堂歳時記 秋 【流れ星2】
葉書俳句:
テキスト:
神山の滴る如し流れ星 ハードエッジ
満天の星に送られ流星は ハードエッジ
星は点、流星は線、光るなり ハードエッジ
大気圏突入注意流れ星 ハードエッジ
星座にはなれぬ嘆きの流れ星 ハードエッジ
栄光の長き尾を引く流れ星 ハードエッジ
流星や名も無きままに輝きて ハードエッジ
流星や一寸先の闇に消ゆ ハードエッジ
一瞬を流れて永遠に消ゆる星 ハードエッジ
まだ文字を知らぬペン先流れ星 ハードエッジ
頬杖のふと外れたる流れ星 ハードエッジ
流星や奇跡はある日突然に ハードエッジ
流星と運動場に生えし草 ハードエッジ
流星に潮吹き上ぐる鯨かな ハードエッジ
菜箸の長き直線流れ星 ハードエッジ
流星の豊かなる夜のコンサート ハードエッジ
九回の裏へと流れ星あまた ハードエッジ
老人や流星群の中に座し ハードエッジ
命終に一つは欲しき流れ星 ハードエッジ
流星の降り止まぬ日がいつか来て ハードエッジ
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参考句多数収録
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