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控えめさんにありがち。「自分の意見が言えない。。」と英語ディスカッションでつまずく、意外な原因と対策
こんにちは(*^^*)
発音からのアプローチで、大人のやり直し英語を応援する、中川マヤです!
今日は前回の続きです。
マヤ講師が長らく苦しんだ中級の壁、中でも「英語でちゃんと意見が言えない、ディスカッションができない」に関して、その時の経験と、実際私が講師になってから発見した、意外な盲点について書きたいと思います。
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こんな方に
〇ある程度の英語はできるのだが、テーマにそって、わかりやすく自分の意見を伝えることができず、歯がゆい思いをしている。
〇文法や単語、問題を解くことはできるのに、ディスカッションになると無言になる。
〇言いたいことがまとまらず、you know.. well..を多用しても、幼い英語にしかならない。
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前回ふれましたが、「上級にいけない」と悩む時は、一旦自分の英語力を棚おろしして、点検する必要があります。特に英語で自分の意見をいう時は、
「適切なパターン」がありますので、自分の中に正確で、かつ、いつでも取り出せる英語表現などがストックされている必要があります。
そう、基本は英語力の底上げ、なんです。
英語力が足らなければ、「自由に会話する」のは難しいとおわかりですよね。でも!実はそれと同じくらい、英語でのコミュニケーションに待ったをかけてしまうものがあります。
それが「控えめさん(気遣いが細やか/優しい方にも)にありがちブロック」です。
代表的なのは、下の3つ。皆さんあてはまらないか、チェックしてください↓
①Yesと自分が言い切ってしまった場合、Noの立場の人を否定している気がする
②自分が、表現した意見に関して、ツッコミ(批判や馬鹿にされるかもなども)が怖い。何かしらの正解があって、そこから外れるのではと不安。
③英語だときつい言い方になりそうで困ってしまう(やんわりと丁寧に言う方法がわからない)
の3つ。最初の2つはメンタルブロックですね。3つ目はブロックと、英語力がミックスされた問題です。
特に最初の2つは、そのままにしておくと、いくら練習しても自分の意見を言うことに罪悪感を感じたり、自信が持てません。そして自信が持てないので、論点もあやふやになって「結局何を言いたいの、私、、」みたいな英語になります。
以前の私がこの典型で、ディスカッションのレッスンをとっても
講師「今日はこのトピックよ。さあ3分で考えて、1分でスピーチしてね」
私の頭の中「うー-ん、うー--ん、えー-と、yes, I agreeで初めて、、
because..えっと、でも、yesとは限らないか。。一般的には○○ってこともあるし、、時には▽って人もいるだろうし。うーん、わかんないけど、because I think ~って一つは理由をあげて、、これだと当たり前すぎる理由で、おかしいって思われるかな?トピックそのものが抽象的すぎて、正解がわかんないよー--」というぐちゃぐちゃの頭の中、スピーチは惨敗に終わる、ことが多々ありました。
でも、このブロックを認識して、ガラッと今までの考え方を「変えてみる」と、英語で話す土台がしっかりしてきます。
①だと→自分の意見は、あくまで自分の意見。よくも悪くも、他人を変える力は持ちません。ですので、相手の言い分は尊重しつつ、自分の思っていることは主張して良いのです。
②だと→まずは、一般的には「これが正解」というものはない、と考えて心を自由にしましょう。正解があると思うと、一般論になったり、相手の出方で論点がぶれたりしてしまいがちです。「でも、それって○○とは思わない?」と言われることもあるでしょう。でもそれは、あなたが間違っている、という意味ではなく、あなたの意見をもっと聞きたいなーと興味を持ってくれているから。「いや、自分としては」「そうか、そこまで考えてなかったな」みたいに、素直に思ったことを話せば大丈夫です。
そして、これは③にも通じるのですが、英語で意見を言う=I think..と直接的な表現しか知らない場合、自分でも押し付けがましく感じてしまう、という心理があります→英語でも日本語と同じく「しっかり意見は言うが」「やんわりと相手を受けとめ、控えめに発言を始める」ニュアンスの言い方があります。そういう表現を1,2個ストックしておくと、英語で話をするハードルも大分下がりますね!
ちなにに、英語のやんわり表現について便利かな?と思うものを以前、まとめてあります。マヤ講師が以前facebookで無料ライブレッスンをした中にありますので、参考にしてください↓
いかがでしたか?
「とにかく話してみましょう」という練習方法で、伸び悩んでいる方、苦手意識がつよくなってしまう方などは、ぜひ丁寧にじっくりと自分の心の動きを観察してみてください。
このブロックにはっきり気づいたのは、私が講師になってからなのですが、ここを直し、かつ英語力を底上げしていくと、必ず英語のスピーチやディスカッションが怖くなくなります。逆に、場数を踏めば踏むほど、「こんな感じ」とかと慣れてきて、相手と意見を交換するのが楽しくなります(*^^*)
次回は、このテーマの最終章。ディスカッションアレルギー/スピーチアレルギーだった私が、楽しみながら英語で意見を言えるようになるまでの、自分でできる独学法や、おすすめリソースなどを書きますね!読んでくださってありがとうございました(*^^*)
今日も皆さんの英語学習を応援しています♪
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