やっぱり好きな服を着たい!(シャネル展行ってきました)

先日、三菱一号館美術館で開催されているガブリエル・シャネル展に行ってきました!

シャネルの往年の作品が展示されているのですが、私が印象に残っているのは、リトル・ブラック・ドレス、赤のケープ、そしてスーツ。

リトル・ブラック・ドレスってしっかりした生地感のドレスのイメージを持っていたんですが、展示されていたのはレース地の、繊細でやわらかい印象のあるドレスで、めちゃくちゃ可愛かったです。

赤のケープは圧倒的存在感!これ着こなせるのは王族くらいでは……?と思わずにいられないゴージャスさ。
お金があるだけじゃだめ、圧倒的オーラと品性がないと服に負ける、と思わずにいられないケープでした。

そしてスーツはどの作品がというより、その存在意義みたいなところにとても感銘を受けまして。
「ドレスは時間帯で着るものが分かれているのに対し、デイタイムにもイブニングにもふさわしい華やかさと機能性を兼ね備えたスーツは何時でも着られる」みたいなことがね、説明書きであったんです。

たしかに、現代でも結婚式に参加するときのドレスの作法って地味にあって、昼はこうとか夜はこうとか、まーめんどくさい。
しかもドレスってパーティーでしか着ないし、私は一般庶民なのでそもそもパーティー自体がほぼなくて、ドレスって実用性という点では正直イマイチ。

でもフォーマルスーツだったら時間帯のルールもないし、普段の仕事でも着られるし、上下別にして着まわすこともできる。めちゃくちゃ実用的。(もちろんデザインによる)

フォーマルスーツって持ってないけど、一着くらいあってもいいのかな〜なんて思いました。(もちろんシャネルのスーツではない……買えるわけがない……)

で。
素敵な服をたくさん見て思ったのは、「やっぱり好きなが着たい!」ということ。

以前は服を買うのが大好きで気に入った服はバンバン買っていたんですが、最近節約のため服を買うのを控えていて、夏に買ったのはユニクロのTシャツくらい……。

ユニクロの服も嫌いじゃないんですよ。
でも、気に入って買ったわけじゃなくて、安いから買った、みたいなところがあり。
かつて買ったお気に入りの服を着たときのような高揚感みたいなのはないんですよね……。

そして今回シャネル展を見に行って、そこで流れていた影像におばあちゃんになったガブリエル・シャネルが映ってたんですが、おしゃれでキュートで、「私もこんなおばあちゃんになりたい!」と強く思ったわけです。
(シャネルをおばあちゃんなんて言ったら怒られそうですが。。)

私はファッションに詳しいわけでもおしゃれなわけでもないけど、「この服素敵!」って思うことはそれなりにあります。

そういう気持ちを大事にして好きなものを身に着けて日々を過ごしたら、私も素敵なおばあちゃんになれるのかなぁなんて思いました。

お財布との相談になるから贅沢はできないけど、好きでも嫌いでもない服を何着も買うくらいなら、気に入った服を1枚買って大切に着るほうが絶対毎日楽しいよね。

では今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました!

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