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あたたかく包み込んでくれる、ある本からの言葉~見つめ直しの時に~

今日の公園の映し出されるオレンジ色の紅葉は

あたたかさを醸し出してくれました。

寒さの中でも、変わらないその色合いは

心も和ませてくれました。


今日は、紅葉のような心を和ませてくれる

メッセージをある本からお届けしたいと思います。

それでは、本題に。

「今、やっていることをやめようかな?」
「どうしようかな」「もう無理かも」「もういいかな」

という方、周囲にいらっしゃいませんか?

人間関係なのか、体力的なことか、仕事のことか、習い事なのか。

なにかきっかけで、もういいと、思う瞬間。

誰しも、人生の中で、どこかで感じた記憶はないでしょうか?



「やめようかな?」と、今、もし、迷ったりつぶやいている方が周囲にいらっしゃたら。

もしよかったら、今は、この言葉もGIFTのひとつに。

《このままでよい、ということ》
《このままでいいじゃないか》

この言葉は、
森下典子さんの『日日是好日』ー「お茶」が教えてくれた15の幸せー
第十章 このままでよい、ということ
の中にあります。



著者の十三年目の決心。
お稽古の日に、ある言葉を言われ何日もふさぎこんでいる中で

私の居場所はここでもなかった‥‥‥
(お茶、やめよう)

森下典子『日日是好日』ー「お茶」が教えてくれた15の幸せー
第十章 このままでよい、ということ

その決心は、自然についたそうです。

その後

十一月の終わりの快晴の土曜日。

仲間のいれてくれた濃茶と出された和菓子をいただき

(なんて幸せなんだろう)
お稽古場の廊下のガラス越しの底の抜けた青空を見て

(はーっ、気持ちいい)
その空に向かって、深呼吸と一緒に、自分をときはなした。
その時、自分の中で声がした。
「このままでいいじゃないか」
‥‥‥‥‥‥
「いつやめても、かまわない‥‥‥‥
‥‥‥‥‥
「やめるまで、やめないでいる」それでいいのだ。
(そうだ、気がきかなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分と人とを比べない。私は、お茶をすればいいのだ)

森下典子『日日是好日』ー「お茶」が教えてくれた15の幸せー
第十章 このままでよい、ということ



著者の、ある十一月の終わりの快晴の土曜日。

原点にかえる瞬間を描いたような、見つめ直しの出来事。

なにものにもならなくていい。

私でいればいい。

そんなメッセージを感じました。



他にも、この本には、見どころが沢山あります。

お茶や伝統を感じたい・心穏やかな時を過ごしたい時など
手にとっていただければと思います。

等身大で書かれていて、時には力強く、時にはやさしく包み込んでくれるような原点に返れる本であり、気付きや学びにもつながる本と感じます。

私も、あらためて書きながら、ジーンときました。

また、今は、今日から12/16まで水星逆行期間に入り、(その中でも、特に、11/24~11/29までエネルギーがとどこおりやすく、)見つめ直しのできごともあるかもしれません。

そのような時に、森下典子さんの言葉はあたたかいなと感じます。

周囲の方でみかけたら。決断はいつでもできるので、
大切なことならなおさら、今は、一呼吸おかれるのも選択肢の一つに。


森下典子さま、みなさま、ありがとうございました!


今日も、おたちよりいただき、最後までお読みいただきありがとうございました。

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