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MSX1ドット絵作業用にPhotoshop用の簡単なツールを作ったので公開します

Photoshop UXPプラグイン

タイトルの通りですが、Photoshop用の小さな拡張機能(プラグイン)を作ったので、公開します。

使い方やインストール方法は README に書いてある通りですが、横8ドット中に2色以上の色が割り当てられている個所を選択範囲にしてくれるツールです。あと全体で指定色数(デフォルト15色)以上使っている場合にも警告します。

エラーのある場所を選択してくれます。※この絵はわざとエラーが多く作られているものです。

UXPという形式でプラグインを作ったんですが作ったんですが、jsxよりはるかに作りやすい物のやっぱりちょっとしんどいですね。今Pythonで作っているMSX1風画像コンバーターも仕様確定したらPhotoShopプラグインにしてしまいたいところですが、Javascriptのままだと速度も出ないですしさらにしんどそうです。

MSX1パレットファイルも公開

まあとはいえ使い慣れたツールで細部のチェックと編集ができるのは便利です。MSX1パレット専用お絵描きツールも世の中にはあるわけですけども。

オマケですが、同じくPhotoSHop用 MSX1パレットのスウォッチファイル(msx1_palette.aco)と

従来のweb書き出し用のMSX1カラーテーブルファイル(msx1_palette.act)も同じGithubリポジトリで公開しています。

色に微妙に揺らぎが出てしまっているMSX1風画像なんかはこのカラーテーブルでGIF書き出しするだけでピシッと直ります。

もしかすると、市松模様状に選択範囲作ったり1ラインごとに選択範囲作る機能もオマケで作るかもです。

作例

すでに前の記事で書いてますが、某猫娘のSFアドベンチャーゲーム(グラムキャッツ 1989年/1991年 ©ドット企画)のタイトル画面を開発中のMSX1風画像フィルターで変換したものを手作業で修正する際に上記プラグインを使ったので、再度画面を張っておきます。

↑ こちらはPC88版のタイトル画面を自作のコンバーターでMSX1用画面に自動変換したものです。この時点で8ピクセル内に3色以上置かれているようなエラーは無く実機でも表示できるのですが、やっぱり直したいところはあるので、

プラグインを使ってチェックしながら手作業でポチポチ直していったのがこちらになります。まあ手作業で整理すると段違いに良くなりますね!(とはいえ自動変換でそこそこいい見た目になるのは価値があると思うのです。)

実機で表示してみたいけれど、実機を持っていない。いやブラウン管TVにアンテナ端子で繋いだ状態で見てみたい。MSX用のバイナリファイル変換ツールやビューアプログラムはどこかにあるだろうし、動作させるのはそこまで手間にならずにできるはずなのですけど。



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