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ブラウザ乗り換えと権利所有と国産ブラウザの話

Google解体による影響について

12/7のつぶやきでGoogle解体が実行されるならChromeブラウザに影響が出る可能性を記載しました。

GoogleChromeはWebブラウザ使用率が世界トップクラス(2024年9月時点)です。

一般ユーザーに対するデータ収集の規約や禁止事項の変更が使用者のプライベート情報の扱いに影を落とすことも考えられます。
また、ソフトウェア会社によっては提供中の拡張機能、ホームページの改修なども発生します。

気にしなくていけないこと🖥️

ソフトウェア会社の話は横に置き、一般ユーザーが気を付けなくてはならないのが、解体後のGoogleChromeの権利はどの団体が持つのかということです。

よくある話ですが、数十万ダウンロードされていた信頼度の高いアプリの開発元が経済的理由等で別団体に買収されることがあり、アプリ内容を改変・追加し、意図的にユーザー情報を収集することもあります。
訴訟対策で規約を変更することをお知らせしても、変更箇所を別途明示しないことが多いので、私たちはソフトウェアを使用する際のリスクがあることを認識しておくことを推奨します。

Google解体の記事について📰

一部のメディアでGoogleChromeの利便性低下から別ブラウザに乗り換えることについて述べています。
私が拝見した記事では世界的に使用率の高いブラウザを並べて、乗り換え先ブラウザとして紹介していたのですが、使用率が決して高くないブラウザも紹介されていました。
ライターの趣味なのか、別の意図があるのかはわかりませんが、そのブラウザ(ここでは明言しません)は北欧で開発されたものの2016年ごろに中国の会社に買収されてました。
中国のアプリが全て危険とは断言しません(といっても法律で政府に情報提供を求められれば応じる義務があります)が、Webブラウザに個人情報の入力を保存することも珍しくない昨今、リスク軽減を促す意図で所有会社の名前と国名ぐらいは表記する方が親切です。

私が紹介するWebブラウザ

メディアに対抗するわけではありませんが、私からは国産のWebブラウザ「Floorp」を紹介します。
日本の学生コミュニティが開発したMozilla Firefoxベースのウェブブラウザで、ソースコードも公開されているブラウザです。
使い心地は有名どころのWebブラウザに遜色なく、海外製Webブラウザよりもとっつきやすいと思います。

私は下記動画を見て、お試しで導入しました。(後で知ったのですがブラウザの創設者兼開発者さんも見に来てました)

それでは、またの機会に。

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