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星を磨く仕事 - 「500人の女性たちとの、宝探しの記録」
不思議なんです。これまで500人もの女性たちと出会って、その一人一人の美しさを探してきた。 ...数えてみたら、そんなにいたんですね、私の宝石たち。
今でも鮮明に浮かぶの、みんなの表情が。 綺麗になったね...なんて、そんな単純な言葉じゃ表せないくらいの、 魂の深いところから滲み出る輝き。
私ね、何が一番得意かって聞かれたら、迷わず答えられる。 人を、圧倒的に美しく磨き上げること。 ...なんだか大袈裟に聞こえます?でも、本当なんです。
モデルさんや女優さんだけじゃない。 むしろ、自分の美しさに気づいていない方、 人生に揉まれて光を失ったように見える方の中に、 とびきりの輝きを見つけるのが好きなの。
なぜって?それはきっと、二つの理由があるから。
一つは、その人の本質を見抜く目。 ...目って言うより、心かな。 人生って不思議じゃないですか?喜びも、痛みも、全部が重なって、 本当の自分が見えなくなっちゃう。 まるで、物で溢れた部屋の中で、大切なものを探すみたいに。 私は、その探し物の名人なんです。
もう一つは、最上級まで磨き上げる技術。 これはね、パリのディオールで学んだこと。 ...なんて言うと格好つけてる気がしますけど(笑) でも本当に、フランスで気づいたの。 日本の美の物差しって、時々窮屈なんです。 もっと自由に、もっと大胆に、その人だけの美しさがあっていい。
お客様の変化を見るたびに思うの。 これが本来のあなたなんだ、って。 別人になった?違う、やっと本当の自分に出会えたんです。
最近流行りのミスコンとかミセスコン。 ...正直に言っていいですか? 私には理解できない。 美しさを競うって、まるで、空の青さを比べるようなもの。 意味がないとは言わないけど、でも、本質的じゃない。
だって見てください。 私の生徒さん、100人いたら100通りの輝き方をする。 まるで、夜空の星たちみたい。 ...また詩的な表現になっちゃいましたね。 でも、これが一番しっくりくる言葉なの。
あなたの中にも、きっと眠ってる。 まだ見ぬ、あなただけの輝き。 一緒に探してみませんか?
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