埼玉SSA公演DAY2旅記(Part.0 / 4)M3〜正午ティー
fripアニクラで色々な曲を浴びれて高まったので、もう怖いものは無いという気分で川崎から京急で北へ向かった。
爽やかな朝だ。窓を開けて"おはよう"!
空港方面に行っても良かったが、なんか面倒になって来たのでそのまま普通列車に乗り、平和島駅へ。
黒い服を着た同じような男の人ばかりが下りたけど、皆さんさわやかウォーキングでもするのだろうか。
私は昼の予定も控えていたのでタクシーで時短。
千円近くかかって高っと思うも、今朝のホテル代が3千円みたいなところあるのでその分が他に使えるのであった。
旅費を節約する学生はもうおしまい。これが大人なのだよ。
というわけでタクシーワープしたので一瞬で着いた。
こんなに早い流通センター、は〜じめて〜♪
そういえばカタログを入手していなかったので当日購入しよう……っとその前に毎回撮っているいつもの場所で写真撮影。
リストバンドって毎回巻くの大変よねとか参加登録がスムーズに行かなかったり色々あったが、早速目当てのサークルへ。
とりあえずデジタルJ-POPを回ってー、
あとはTLで気になったサークルも回ってー。
いや人多いな。完全にコ□ナ終結したでしょ。
これでも多分コ□ナ以前に比べると減ったんだろうなぁ。
いまいち実感が湧かない。
一時間くらいかかるかと思っていたが、案外その半分程度で回り切れてしまった。
コンパクトな会場ってこういうのが良いよね。
あとはたまに外に出つつ気になったサークルの情報を眺めて買いに行くなどした。
中の通路の人多いな。
ざっくりと回れた気分になったので、前回のSSAで付き合い始めた(語弊あり1)フォロワーさんとアフタヌーンティーデート(語弊あり2)をするために銀座へ向かったのであった。
東京モノレールがいつも速くてビビる。
浜松町から新橋も若干迷いつつ電車を利用。首都圏の電車安いし。雨降ってたし。
流石に大荷物を持ってホテルに向かうにもいかなかったのでコインロッカーに突っ込み、時間を見るとタクシー利用しなくても間に合いそうだったのでさわやか銀座ウォーキング開幕。(雨天決行)
そんなに銀座に来たことはないはずなのに、同じ通りを歩きすぎてデジャブを感じながら目指した。
今回のアフタヌーンティー(5千円コース)は前回SSAで繋がり今は他界したフォロワー氏が興味を示しており、こんなご時世で東京に行く機会なんてそんなあるわけな……fripSideのライブで行きますねぇ!となって決まったものだった。運命を感じる。この導かれた運命に抗う勇気はなかった。
>12時から90分制で13時半までお茶すれば14時半現地いけますね
完璧な計画。M3も行けるし、ライブも行ける。むしろこのイベントの方が楽しみまである。
ちなみに服装はキチッと決めていこうと出発する時まで思っていたのだが、行きの新幹線に乗っている最中に「服、無いわ」ということに気付いたので、praying overと書いてあるTシャツの上に一枚羽織っての登場となった。
ドレスコードがこの上着一枚にかかっている。
シャンパンも気になっていたが、「シャンパン無しのコースでいいですか?」と牽制されたため、「よいですー」と答えた。
流石はアル中を心配してくれるフォロワー。配慮に涙した。
ちなみにここの予約はそのフォロワー氏が取ったのだが、オタクあるあるで偽名を使っていた。
女性声優の名字だったので、女性声優じゃん!って言ったら違いますって言われて驚き。
そして、別の場所では「八木沼」とか「宮坂」とか好き勝手ウェイティングボードに書いている集団もいた。
もしかしたらそういう名字の人がたまたま集まっているのかもしれない。
今回は曰く付きのSSA公演を終え、最後のSSA公演を控えている状態であったので、メンタルが怪しかったが、M3でそれなりにテンションが上がっていた。
昨日のライブは不完全燃焼だったので、甘さと紅茶で癒されていく上流階級しぐさ。
十階以上の建物を見ると混乱するオタクなので、「お店ってどの辺りでしょう」と助けを求めたら、「建物が分からないんですか!?」と返ってきた。
流石に地図は読めます……。
だいたい十階以上の建物が立ち並んでいるので目をグルグル回しながら店に到着した。すると「ちょっとチケット申し込むので待っていてください」とのこと。ははっ、こやつめ。
まぁどう考えても食事時間よりはライブチケットの方が大事なので、ふかふかの椅子に座って待っていた。
店には他に予約したであろうキラキラ女子が何人か通り過ぎて行って、これから待ち受ける戦場を予感させていくのであった。
◆◇◆
というわけで女性声優御一行様と化した我々は無事レストランへと潜入に成功した。嘘、ちゃんと案内されて席についた。
fripSideのチケットを確保するより前から予約をしていたからか、眺めのいい席に通された。なんか席もガラスの方を向いていて、この眺望をどうぞ!という感じ。
えっ、オタクってあんまりこういう席に案内されないものだと思ってた。
私、今上着の下にpraying overシャツ着てるんですけど、大丈夫なんですかこれ。
とまぁ色々と気を揉みつつ、優雅なアフタヌーンティーの時間が始まるのであった。
FOODとSWEETがあり、TEAについてはなんと20種類から飲み放題!
飲み放題……なんて素敵な響き……。
あれ、ちょっと待って。シャンパンセットってこれにさらにシャンパン来るの?
お腹たぽたぽなるじゃん。
オタク2人で来ると何が良いかって、まずひたすらオタク話することができて、次にこういうティーポットをシェアできること。
半分の労力で飲み放題に挑むことができる!しかもオタク話をしながら!
これはワクワクせずにはいられない!
しっかしここ店員さん呼びにくいね。眺望全振りの結果かなんか端の方になっているし段差もあるし。
小粋なベルも無く、まさか大声で叫ぶ訳にもいかないので、動きを眺めながらちょとだけ手を動かして。難しいなこれ。
そんなわけで一歩も動かずにひたすら色んな世界の紅茶を飲む存在が誕生した。Amuseのホットチョコレートを飲んで、胸焼けしないかなと考えていた。
そして今回のメインディッシュがスタンドに盛り付けられて出てきた時には笑っちゃった。"映え"じゃん。
オタク二人で色んな角度から写真を撮ろうと画策していると、ウェイトレスさんがこう話しかけてきた。
「一緒にお撮りしましょうか?」と。
ほんのわずかの時間、時が止まった。
「いえw我々オタクなんで撮らなくて良いですw」と出かかったのを喉で止めて、お気遣いありがとうという旨を伝える。
このオタクは二人とも撮られるのが苦手なのだった。
写真を一通り撮り終えた後、今度はスタンドに盛り付けられた物どもをどのように皿まで運ぶか悩んだ。
スプーンがあれば比較的簡単だと思うが、ナイフとフォークでこれを皿まで……?無理じゃね?となった。頑張って取って食べた。
こういうところのメニューって何が何か分からないことあるよね。ピンチョスとかテリーヌとか。小さいサンドイッチってこと?
マカロンとかフルーツとかミルフィーユとか甘さの暴力を、繊細で華やかな紅茶を合間に挟んでいただく。幸せな時間だった。
ちなみにオタクトークの中身は「fripSideがどうしてこうなってしまったのか」であった。ライブ前に他界したオタクと話すオタク、何者?
大人になると相手の事情とかを推し量ろうとしてしまうけれど、それはそうとして私はjoin forcesとwith the lightを聴きたいんじゃ。
アベレージの話も出たので、悟志は話題も提供してくれるんだなぁ。すごいなぁ。
このフォロワーの人生相談に乗ると奢りが発生すると聞いてほんのり期待していたが、お代はきっちり半分こであった。割り勘大事よね。
そして雨が降っていたので、銀座→有楽町→新橋の謎ルートでコインロッカーの荷物を回収し、再びさいたま新都心まで向かう電車に乗り込んだのであった。
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