fripSideラストライブ埼玉SSA公演DAY2感想(Part.4後半 / 4)Phase2最終回
コミックマーケット100でサークルスペースに来ていただいた方々、ありがとうございました。艦これ島でfripSideトークするの楽しかったです!
前日ホテルでコピー本を仕込み過ぎたのでまだ若干数の在庫があります。
筆者のツイッターアカウント(@harasyo53)で配送の案内をしてるので、ご興味ある方は是非どうぞ!
さて、最後の確変タイム来ないかなと片隅では思っていたが、もう完全に最後のブロックに入っていった。
24 black bullet
今まで聴いたライブ会場での光景が次々と流れ……これ走馬灯だ!
結局2015横アリを超えられる存在は無かったなぁという感傷も抱いた。
天誅ガールズがいる回といない回でのこの曲の高まり方は段違いなのだった。
しかし今回何故かAメロクラップ部が爆誕してウケていた。最後に変化加えてくるのやめーやw
fripSideさん的には最高アベレージくらいありそうなのに今までのツアーで来てなかった分、今日の盛り上がり方は凄まじかった。
これはprismブーストもけっこうかかってると思う。思いたい。
声が出せない分、残っていた極DXをポキポキ折っていたら思っていたより周囲が明るくなってしまい、眩し~ってなった。周りの人ごめんなさい。
25 when chance strikes
二期っぷの代名詞にしたがっている曲。この曲もAメロクラップ部が誕生していた。
声が出せないからなんとか曲に加わっていこうという意志を感じる。
1サビの『今日僕たちが生きている証を』『2度とないこの瞬間が』のところで不覚にもうるっときてしまった。サビでの哀愁感が染み渡るなぁ……。南條さんが元気よく「ふぁーい!」と観客を跳ばせていくのも良かった。もうこれも『失くせない共に過ごした軌跡』なんだなと思うともう。いちいち楽曲の歌詞が刺さってきて大変だよ!もう!ライブを締めに来たので、もう一回MCを入れてレールガンやったら終わりなのかなともう残された時間のことだけ考えていた。
「さぁ……早いもので、次のブロックで最後です。本当に最後。」「次の曲だけどね、南ちゃんと俺で相談して、それでここはこの曲だよねと決めました。」「そうですね、私この曲好きです。」 「俺も好きです。」 「じゃあ行きましょー。」
26 Heaven is a Place on Earth
ゆったりとした始まりから南條さんのボーカルが入っていき……。
二日連続でやるなんてよっぽど気に入ってるんだなぁ。つい笑顔になっちゃった。
そして本命ヘブンなんだろうなと思いながらも、それでも他の色々な曲を期待してしまう自分もいて、最後までこんな感じなんだなぁと微笑ましくなった。
この歌はハヤテの映画主題歌で爽やかな夏曲。BメロでせーのっからのPPPHという思考停止した人が流石におらず、止めをしっかりやることができていて良かった。この曲これに悩まされ続けてきたし、なんならコンポーザーがせーのって煽った時もありましたからね。この曲はせーのっじゃないんだよ。
27 LEVEL5-judgelight
シスノの霊圧が消えた!
この曲の出だしのイントロ部分のメロディが本当に最高で初めて聴いた時にfripSide!!!!と高まってしまった。流石100曲デモを勝ち抜いた存在。
アグレッシブにひたすら攻め立てていき、Sat氏のコーラスも入っているというonly my railgunの次曲に置いても見劣りのない名曲。この時のUOでの会場の明るさがね、記憶に残るよね。
十年以上聴いてきたのになお色褪せずにこうやって会場全体が一体となって盛り上げて行くような曲で素晴らしいと思った。
28 only my railgun
そこから続けて「ラストの曲です!」でこの曲が。こんなに涙腺に訴えかけてくるonly my railgunは初めて。八木沼せーのっ悟志も輝いてるよ……。
ライブに全通しているとゆうに百回を超えて聴いていることになる。私は一時離れていた時期があるのでこれより少ないのだが、今この時のために数十回聴かされてきたんだと感慨深くなっていた。
最後の間奏とかもう今まで抱いてきた思いを全て乗せて飛んでいた。
落ちサビで観客の方へマイクを向ける流れも今までに何度も見てきたのにこんなに心に来るなんて。
そして最後で極DXを折り切ったら、「もっと歌わせてください!」とどこかで見た流れでもっかい2サビ後が来たのは笑っちゃった。もう折るもの持ってないです。
ラスサビでテープが放出される流れも本当に今まで何度も見てきたんだけど、これからはもう見ることができない。それを考えただけで、この最後の瞬間を楽しんでいようと全力で向き合った。こんなにonly my railgunに真剣になったの初めて。
「最後はみんな一緒に飛びましょー!!いくよー!せーのっ!」
曲が終わった後の拍手はそれはもう全力であった。
会場の皆も同じ気持ちでひたすら拍手が鳴り響いていた。
「こんな空気になるんだね、卒業式って。」
「やり切ったね。みんなのおかげです。」
「本当に13年間南條愛乃がfripSideに加入して、そして僕と一緒に、そしてスタッフやバンドや、何より皆さんと一緒に。皆さんがいたから13年かけてこの場所まで来ました!そして南條愛乃さんの陰なる努力と頑張りがあって僕たちは背中を押されて今この場所に立っています。僕はあまり感傷に浸るのは好きじゃありませんが、彼女の残した功績と、みんなに与えた笑顔と、そして素晴らしい歌声は永遠にこの世に残りますし、皆さんの心にも残ると思います。第二期fripSide、駆け抜けた13年間。本当に、本当にありがとうございました!」「そして何より南條愛乃さん、不甲斐ないプロデューサーでしたが、ありがとうございました!」
「見て最後のこのポーズ……」「いや本当に楽しかった。ありがとうみなさん。」「始まった頃は不安で一杯だったし、全然努力してもいくらやっても足りないと思っていたけれど……音楽止まっちゃった。音楽流しててくれー!」(Two Soulsの音楽が止められる)「足りないと思っていたけど、でも自分なりに13年間頑張ってきて、こうやってみんなが卒業式に開いたら来てくれて、がむしゃらで、へたくそで良いから頑張るっていうのは自分のためにとっても、すごく良いエネルギーをもらえるし、それによってホントにみなさんもそうだし、ここで出会えたスタッフさんとかバンドさんとか、ね。素敵なご縁をいただけて。どんなに下手でもがむしゃらでも不器用でも良いので、みなさんも何かもし頑張っていることがあったら、頑張ろ……頑張りましょう!これからも。」「まぁ私あの、業界を引退するわけじゃないので、また何かの機会にね、みなさんとかこのfripSideのチームともまた何か一緒にできることもあるかもしれないし、その時はまた、こういう空気感で、お迎えに来てくれると、お迎えに?お迎えにって変だな。なんか顔を見に来てくれると嬉しいです。だから、みんな各々の場所で、各々の生活、頑張りましょ!」「この13年間でfripSide楽曲たくさん歌ってきました。ホントにエネルギー、パワーをもらえる曲。いっぱいあると思いますし、みんなもそれを聴いて頑張ってくれた日々もあると思うし、みなさんの青春を第二期fripSideに預けてくれて、本当にありがとうございます!今とても幸せです!」「明日からちょっと普通の南條愛乃にまた戻るけど、でもこの13年走ってきたんだっていう事実と、頑張ったね、頑張ったなっていうそうなんか歴史、足跡とか。きっと今後の私にいろんな力とか自信みたいなものを与えてくれると思います。もうホントに応援してくれたみなさんのおかげだと思ってます。今はホントにうまく言葉にできないしまとまらないけど、でもこの日が終わってから私はゆっくりと、今までの13年間を振り返っていきたいと思います。みなさんもよかったら振り返って思い出に浸ってみてくださいね。というわけで、ありがとうございます!」
「いやもうホントどうしよ。言い残したことないかな?いっぱいいっぱい出てきちゃう。スタッフさんたちもホントありがとう!」
「温かいチームで。やってこれたのも南條さんのおかげ。」
「まぁしんみりするのもらしくないと思うんだよ。じゃあこの会場にいる全員!バンドさん、ダンサーさん、スタッフさん、お客さんの皆さん、fripSideみんなに拍手!」
「よしじゃあ最後の挨拶します!行きますよ?」
「本日はまことにー!そして、13年間本当に!『ありがとうございましたー!!』」
「ホントに声出せないのに一生懸命、想いを届けてくれてありがとうございます!おかげで楽しい……」
「良い卒業式になったね!」 「なりました!」 「良かった!」 「ありがとー!」
「みんなのおかげです!ありがとうございます!」
「みんな本当にありがとうございました!僕と南條さんのこの先の未来、まだ僕たちは活動をお互いに続けるので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします。ありがとうございました!」
「八木沼さん、あれやりましょうよ。ふりっぷさいどでしたーやりましょうよ!」
「ありがとうございました!『fripSideでしたー!!』」
「本当にみなさんの日々の幸せを願ってます!これからも一緒に頑張りましょうね!」
「今日は本当にありがとうございました!!南條愛乃でした!!」
そう最後の言葉を告げてステージが閉じられていく中、拍手が途切れることなく続いていた。
このように卒業ライブと銘打ったツアーをやってくれて、最後まで円満で終わることのできた第二期fripSide。
いきなりサイトで卒業が知らされ一気に幕切れを迎えた一期のことを考えると、こんなに丁寧に「終わった……」という実感を持って卒業を迎えさせてくれたのは本当にありがたかった。
まるでこのライブで成仏することができそうなくらいしっかりとしたライブであった。
まぁ何というか今までの経緯からしてゲームソングの民は悲しみを背負ってしまったが、南條愛乃さんの最後の卒業ライブとしてはとても良かったと思います。
南條愛乃さん、今までfripSide二期ボーカルとして13年もの間ひたむきに勇気をくれてありがとうございました。
貴方の歌声と想いはきっと一生忘れること無いでしょう。
本当にありがとうございました!
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