嫌いのメカニズム
先日「上司の嫌いなところ」というnoteを書きました。
7割の人が職場に嫌いな上司がいる、という調査結果を紹介しました。
7割もの人が毎日のように嫌いな人と関わらないといけない、嫌いな人に従わないといけない状況は異常だと思います。何の修行でしょうか。
そもそも、人は人をなぜ嫌いになってしまうのか疑問を持ちました。
こんな記事がありました。
この記事中でも、
「『嫌いな人がいるか？』という質問に、73％が「いる」と答えました。」と記載があります。業務内外問問わず、嫌いな人がいる割合というのは、大体このくらいなのかもしれませんね。
嫌いのプロセス（要約）
脳の扁桃体が危険を察知して赤信号を出す。
（扁桃体は、0.02秒という一瞬の速さで「安全 or 危険」を判断。
相手が自分に対して好ましいか嫌な人なのか、瞬間的に判断する）
→ 「好き嫌い」のレッテルを脳が勝手に貼る。
→ 一度「嫌い」と判断すると、嫌いという目で相手を見るため相手の悪いところを探す。
→ 「本当に嫌い」になる。
さらに怖いことに、自分の「嫌い」は相手にバレているという解説も。
人間のコミュニケーションには、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」があり、言語と非言語で、異なるメッセージが発せられたとき、相手は非言語的メッセージを優先して受け取る傾向がある
（中略）
人間は、好意に対して好意を返す。しかし、その逆も真なり。人間は、悪意に対して悪意を返す傾向がある。
（中略）
あなたが上司を嫌うほど、上司はあなたに厳しくなり、あなたへの風当たりも厳しくなる。人間関係は悪化し深刻な状態へと進行する。「嫌い」の連鎖で、最悪の人間関係ができあがる。
納得です。嫌いの感情が増幅してこじれることは、子どものころから社会で過ごす上で何度も見て来たので、やっぱりなという感想です。皆さんはどうでしょうか。
嫌いなやつだな、で済めばちょっとの我慢で良いかもしれませんが、体調不良を引き起こすレベルで嫌いになったときは要注意です！
・上司の席に面した側だけ肌荒れする
・上司と打ち合わせする日の前日はお腹を下す
・謎の咳が止まらない
・まっすぐ歩けない
など（私と元同僚の実体験です）
身体にダイレクトに出てしまったら、早めに対処しましょう！
・相談窓口に駆け込む
・転職
・休職
など。そこから離れることが何よりです。
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