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ちょっとした心がけが人間関係を格段に良くする【おススメ本】

読書の秋ですね。
私は秋を「読書の秋」と呼ぶ理由がよく分かっていませんでした。
読書なんて、春でも夏でも冬でも季節など関係なくいつでもできます。

調べてみました。

記事によると

「読書の秋」という言葉は、唐の時代、韓愈(かんゆ)という詩人が詠んだ「灯火親しむべし(燈火稍可親)」という詩がもとになっていると言われています。
夜が長く涼しい秋は、静かに読書するにはぴったりの季節ということですね。

とのことです。そういう風に考えた人もいる、ということなんですね。

そんな読書の秋におススメの本です。

こちらは、2021年11月に発売された新しい本です。
(アマゾンや楽天でも買えます)

私も読みましたが、イラストが適度に入り、サクサク読めて、今から使えるテクニックがたくさん掲載されています。

しかも、職場のハラスメントに関する言い換えだけではなく、友人間などプライベートな場面でも、こんな風に言い換えると良い、という事例もたくさん盛り込まれています。

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私自身が経営者の方向けに講演をする機会を頂いたときや、協会で企業研修をするときにもお伝えしていることなのですが、管理職にはなるべく具体的な行動・テクニックを教える・研修することが良いです。
ハラスメントにおいて「心構え」などいくら伝えても教えても意味がありません。
そもそも、そのような個人の気持ちにゆだねることがハラスメント問題を大きくしているのですから。

・愛情をもって接していた
・こいつのためを思って厳しく接した

などは、個人の感覚です。
自分の上司にされたように指導する人が多いため、その管理職のかつての上司がパワハラ上司であれば、それを引き継いでいる可能性があります。
だからこそ、本人の感覚による指導をさせない・ゆだねないことです。

・言い方(どんな表現をするか)
・言うこと(どこまで注意するか)
・タイミング(いつ言うか)
・場所(どこで言うか)

これらは具体的に管理職へ教えることです。

最初は管理職から
「こういう時はどうしたらいいの」
「研修で聞いたことが、本では良くないと書いていたんだけど」
「今までこうやってきたんだけど、ダメなの」
など多くの質問が人事などへ来ます。

基本となるハラスメントの定義をおさえておけば、それらの質問にも答えられます。いろんな局面を通ることで管理職自身が判断できるようになります(判断が難しくトラブルに発展しそうなときは、社労士に相談しましょう)。

これは、管理職を信頼していないということではなく、不要なトラブルや職場の雰囲気をギスギスさせないためのものです。あくまでもハラスメント対策は職場がよくなるために行うことです。

社内で対策を発信する際や研修を行う際には、管理職が「信頼されていないのでは」という気持ちにならないよう、職場を良くするために対策を進めている、ということを伝えましょう。

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■認定制度:ハラスメント対策企業認定(WHITE
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■就業規則改訂
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