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【レビュー】中目黒にある、レアなお茶が飲めるティーパーティに参加してきました

どうも!はら匠です。

皆さんは一日何杯お茶をお飲みになるでしょうか?
はら匠は結構飲みます。家でもサーモスの700㎖の水筒に入れて飲むことが多いので、余裕で1日2ℓ超えています。(巷で健康法として流行っているけど、あれは人それぞれ。飲み過ぎも×)

さて、ティーパーティってなんやねんとタイトルを見られた方へ。

はら匠が勝手に「ティーパーティ」と呼んでいるのは、中目黒にある岩茶房さんの「驚きとくつろぎのお茶講座」のことです。
※太字かつ下線が引いている部分をクリックするとサイトへ飛びます。

11月に開催されたお茶講座では、以下内容のお茶をたっぷり堪能してきました。

・ 【紅茶】あったんですか!高砂族の「紅茶」(台湾)
・【磚茶】チベット族、モンゴル族のなくてはならないお茶(中国)
・【ウーロン茶】自然の傑出した蜜香「杉林渓生態茶」(台湾)
・【岩茶】新茶「極品肉桂」(福建省武山)

岩茶房「驚きとくつろぎのお茶講座」11月内容

■お茶講座の魅力

お茶はもちろんのこと、主催者の左能 典代さんから、それぞれのお茶の歴史や背景、文化のお話を聞けるのが本当に面白いです。
普段は中国茶を飲むお店です。が、日本にいながら少しだけ世界の文化に触れられる。お茶を通してそれができるのは本当に貴重な機会だなと思いました。

※「お茶講座」というと、お茶の入れ方について、いろいろ言われたりするのかなと思いますが、全然そんなことないです。

■飲んだお茶についてのレビュー

①あったんですか!高砂族の「紅茶」(台湾)

台湾にいる少数民族「高砂族」が飲んでいる紅茶です。
ちなみに台湾にいる少数民族同士は全く交流することなく共存しているとのこと。

なぜか蜜の味がするお紅茶。

ここでちょっと高砂族についてのお話を。高砂族には出草(しゅっそう)という神聖な行為がありました。具体的には首切り。(ひぇーーっ!)被害者は漢民族が多く、調査した1900年代初頭で7000人ほどだったそう。

そんな文化がある高砂族。もともとは「野蛮」「未開人」という意味を込めた「蕃人(ばんじん)・蕃族(ばんぞく)」と蔑称されていましたが、昭和天皇陛下が「高砂(たかさご)はどうかね」と呟かれ、そのつぶやきによって「高砂族(たかさごぞく)」と呼ばれるようになったとか。

そんなお話もお茶をいただきながら聞けるのがとても良かったです^^

②【磚茶(せんちゃ)】チベット族、モンゴル族のなくてはならないお茶(中国)

はら匠の個人的には、このお茶が珍しくて、面白くて、おいしかったです。

磚茶を作るのは、漢民族。飲むのは少数民族だそうです。

こーんなお茶。中身はどんなのかというと・・・


レンガのように固い茶葉をナイフなどで切り崩して使うのだ!

磚茶(せんちゃ)って聞いたことないな〜と思っていたら、なぜか目の前にコンロが用意されていました。磚茶はお鍋で煮出して飲むとのこと。

なんと!!急須に入れて飲むような生優しい代物ではございませんでした。

こんな感じで結構ぶくぶく煮出します。


そして煮出したお茶の中に家畜(主にヤギ)の乳を淹れて飲むそうです。私たちも牛乳を入れて飲みました。

網で茶葉を掬います。ちなみに現地の方々は、この茶葉も食べるらしい。食べたい気持ち100パーでした。


じゃじゃん!少々お塩を加えて飲んでも◎です。結構変わったミルクティーでおいしかった・・・

これらを現地の人は一日にこまめにたくさん飲んでミネラルをとるとのことです。

③【ウーロン茶】自然の傑出した蜜香「杉林渓生態茶」(台湾)

化学肥料は使ってない、自然の蜜香なお茶でした。

柚子饅頭と一緒に^^

④【岩茶】新茶「極品肉桂」(福建省武山)

今年の新茶!これこれ!岩茶の王様だね。
お店でも飲める、極品肉桂。「金木犀の香りを持つ華やかな岩茶」と言われている極品肉桂の新茶を飲みました。
これが岩茶を代表するお茶ですよ。いいね。

岩茶といえば「極品肉桂」。新茶をいただきました。


◾️本当、お茶ってだ~い好き♡

昔のはら匠のブログにも「お茶が自分のルーツだ」とわけわからんことを言っておりましたが、本当にその通りだと思いました。

(気になる方はこちらのブログ記事へ。アメブロに飛びます。)

やはり、いつもこのお店に来て思うのは、普段家で使っているマグカップでガバガバ飲むのもいいんだけど、この小さくお上品な茶器で飲むのが、お茶の味をさらに美味しくいただけるように感じます。

どの茶器にあたるかはその時次第。大きさはおちょこくらいの大きさです。

なんでこんな小さな茶器で飲むんだろう?と思って調べてみたら「香りや味の変化を感じやすい」「飲み終わるまで温かい」というのがありました。
そして確かに1煎目と2煎目の違いもありますし、大体、はら匠はお店に行くと10煎くらい飲みます。

ず〜っとお茶を淹れて飲みながらお喋りするのが本当に楽しいんです。

よく喋るはら匠としては、こまめに飲めるのがとても良い。
本当に素敵なお店です。
ぜひ遊びにいってみてください^^2025年で37年目だそう・・・!

(主催者の左能さんの歴史小説も史実に基づいていて、とても面白いです。また別の機会でご紹介します^^)


はら匠

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