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留学をしてみたって話(ブリスベン)

昔からなんとなく1度は海外に住んでみたいという憧れはあったけど、特に何か強い目的や夢があるわけではなかったので、その思いはずっと心の隅に置き忘れたままになっていた。
なぜかそんな思いを急に引っ張り出して、そのまま勢いに任せて放り投げたそんな感じだった。

勢いに任せて放り投げたはいいものの、
本当にこれでいいのか?
まぁいくら考えたところでやったこともないことに答えなんて出るはずもなく、意味があるかどうかの判断は未来の自分に任せることにした。

異国の地でいろんな文化に触れ、いろんな人と関わることで自分がどういう感情を抱くのか。その後、どんな思い至るのか。
自分が予想できない自分になることがすごく楽しみだなと、我ながらかっこいいことを思った。

生活した部屋

オーストラリアでの生活が始まって、最初に思ったこと。
自販機がない。
スーパーが遠い。
歩行者用信号の点滅が早い。

日本って本当に便利だなと感じた。
どこにでもあるコンビニ、自販機。
ありがとうジャパン。

いろんな感情を抱きながら学校の初日を迎えた。
最初になんという言葉を発しようか。
いろんな言葉を考えながら教室へ入った。
「Can I sit here?(ここに座っていいか)」
色々考えてそれかっていう言葉だっけど、
この瞬間は一生忘れないかもしれない。

ブリスベンでの生活の中で一つだけ事件があった。家のお湯が出ない事件だ。
結局給湯器の故障みたいだったけど、なんやかんやで10日間くらい水シャワーを浴び続けた。これもきっと一生忘れない。
本当に冬じゃなくて良かった。

ブリスベンの街並

海外での生活は目に映る全てが新鮮で刺激的だった。
ずっと夢の中にいるようなそんな感覚。
気がつけば1ヶ月という期間はあっという間に過ぎ去ってしまった。
充実感に満ち溢れた生活と共に、出会った人たちと別れる寂しさを同時に感じた。

ブリスベンでの生活の中では本当にいろんな人に出会った。
国籍も性別も年齢も関係ない。
人生の話、夢の話。たくさんの話をした。
誰かの人生はいつも私に新しい価値観をもたらしてくれる。
この場所に来なければ、きっと一生出会うことがなかった人たち。
そんな人たちの人生に少しだけお邪魔した。
みんなありがとう。

Mooloolabaのビーチ

「考えるな、行動しろ」
なんていう言葉があるけど、自分が自分の人生に納得できるために一番大切なことなんじゃないかと私は思う。
行動した先に自分の中に新しい考えや価値観が生まれて、自分の世界がいかに狭かったか気付かされる。
その世界の中でまた新しい行動を生んでいく。
思っているだけでは世界は何も変わらないものだ。


ブリスベンの街並

1ヶ月という短い期間だったけど、本当に行ってよかったと心の底から思う。
この経験を経て、今は新しいこれからの人生にワクワクしている。
これからの自分に乞うご期待。
あの時やっておけばよかったと後悔しないように、自分の心に従って生きよう。

JUST DO IT.

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