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トロンボーン 練習日記 4

11才で始めたトランペットをおよそ43年間続けているのだが、頭の中にはいつもトランペットのことが在る。
コンディションだったり、演奏のことだったり、バンドのこと、作品制作のこと、楽器の開発のことだったり。全部トランペットに紐づいている。
トロンボーンを手に入れ、ワクワクしながらもでもやはりトランペットが頭から離れない。

お陰で、トランペットの研究で得た唇やアンブシュアのこと、呼吸のこと、体のことについてかなりの部分で応用が効く。
ただ、楽器の演奏やメロディーを生み出すことに大変重要な「リラックス」が難しい。それは、トランペットで散々味わい乗り越えてきた「脳のリラックス」「無駄な欲望を取り払う」「焦らない」などとはあらためて向き合わなくてはいけない、ということなのだろうか。
もう自分の中ではっきりしていることなのだが「究めたいのなら猛烈に研究するしかない」のだと思う。簡単なことではないから「燃える」のだ…と自分に言い聞かせてみる。

やっぱり脳と体、そして気持ち、更に複雑で相当な神経を配る必要があり、深いところで創造していく音楽とのバランスなのだとしみじみ思う。

絶対に諦めない。

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