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発達障害を持つ子供のドラムレッスンで工夫したこととは?

発達障害を持つ子供のドラムレッスンで工夫したことってどんなことか教えて?

こんな疑問について「聞いてみたいな」と思われた方のために、今回記事を用意しました。


はじめにドラムレッスン時の様子について

何回かレッスンに通い、スタジオの場所や雰囲気に慣れてくると、ドラムレッスンは常に興奮ぎみでしたが何とか受けることができました。とにかく落ち着かせることが大事だったので、私も常にそばにいるようにしました。

レッスンの始めは手の準備運動から。急に叩くと腕を痛めるケースがあります。特に小さいうちは大事ですね。

その後、ドラムパットを使っての練習。
基本的なリズム感をこれで学びます。

それでは「4分、8分、16分」をやりましょう。

4分 タン、タン、タン、タン 8分 タッタッタッタッタッタッタッタッ

16分 タカタカタカタカタカタカタカタカ

ともくんは落ち着いて座っていることができ、見よう見まねで上手に叩くことができました。先生にほめられると、体全体で嬉しさを表現します。
それを見て親がいつも「落ち着いて」と言うのが定番のパターン。
そして慣れてくると、徐々にスピードを上げたり下げたりして、感覚を養っていきました。

それが終わると次はジャンベで練習。ここでは特に耳の感覚を養います。
パットではわかりづらい音の感じがつかめます。
例えば「ドン、パン、ドンドン、パン」などの8ビートのリズムです。

ともくんは、先生の動きに合わせて、右手と左手を上手に動かすことができました。この感覚を持ってドラムセットにいくと覚えが早くなるようです。

ドラムレッスンで工夫したこと

親もできるだけ一緒に参加する

パット練習の時は、私も一緒に後ろで参加し、子供と楽しさを味わいました。こうすることで安心感が得られるようです。
また家に帰っても教えられるので親子レッスンはおすすめです。

大きな音を出さないようにする

ともくんは特に音に敏感なので、大きい音を恐れて耳をふさぐシーンが多々あります。慣れるまでは、小さい音で叩くよういつも心掛けました。

ドラムセットを自由に叩かせる

最初は好き勝手に叩かせてあげるのが必要です。すると自然と興味を持ち始めるようになります。そして飽きてきた頃に、「これできるかな」という感じで叩き方の見本を見せてあげたり、一緒に手を持って叩いてあげたりすると、楽しさも伝わり、感覚がつかめるようになってきます。

ちょっとでも上手にできたらみんなで盛り上げてあげる

「できた」いう喜びを実感させてあげると、とても嬉しいものです。
笑顔や表情も豊かになると思いますのので、大げさぐらいに盛り上げてあげましょう。

最後にお伝えしたい事

レッスンを受けさせるには、子供の心の安定がまずは必要です。
落ち着くまでゆっくり見守ることも大事かもしれません。

ともくんの場合も、例えばパット練習の時に先生の言うこと聞かず、ひとりで暴走して適当に叩くシーンなどしばしばありました。
こういう時は、決して怒るのではなく、タイミングみて切り替えるしかありません。
また早くドラムセット叩きたいとの気持ちから、パット練習に全く集中せず、やろうとしない時もありました。
そんな時は、無理にやらせようとすると逆効果になるので、子供の気持ちを尊重し、先生と相談しながらやりたいことをやらせてあげて、子供が楽しんでもらえればOKという気持ちでのぞむのが良いかと思います。どうしても言葉では上手く伝えられないので、気持ちを汲んであげることが必要です。

そしてドラムの楽しさ、音楽の楽しさを子供に伝えていきましょう。

そんな子供の発達支援を積極的に行っているのがともくんみゅーじっくすたじおです。ぜひ一度チェックしてみて下さい。
みなさんのお役に立てると信じています。


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