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「突然ですが皆さん、うちの子天才なんですよ。」

こんにちは!原っぱ大学ゆりです。
フィールドではかなりのレアキャラな私ですが、
普段おうちのパソコンからメールや予約システムを通じて皆さまとやり取りさせていただいています。

さてさて、唐突なメッセージからスタートしました、今回のnote。
本当に突然ですが、本当なのです。
スタッフキッズとして私より高頻度で原っぱのフィールドへ参加している我が息子Rぞう、5歳。
彼、実はかなりの天才なのです。
今日はそんな天才、Rぞうとのこの夏のプランを皆さんと共有したいと思います。

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口答えの天才

うちの息子といえばそりゃあもう口が達者です。
口から生まれてきたような彼は、本当に幼いころからよくしゃべっていて、本当もう今はすっかり「口答えの天才」
最近の口答え、一番のブームはこれ
「そんな風に言われると、やりたくなくなっちゃうよ」
これです。すごくないですか?

歯磨き、着替え、お風呂、片づけ、その他多くの彼のやりたくない、あらゆることたち。
日々の彼といえば大体は気が付けばごろごろしながらソファで漫画を読んでいて、そこからなかなか動くことができません。当然ですよね。漫画を読む彼は「ドラえもん」や「ドラゴンボール」その他もろもろ読む漫画の世界にどっぷりすっぽりと入り込んでいて、そこからの世界から外に出るのは本当~に大変なことなんですから。
だから、
何も言わなけりゃもちろんやらないし。
優しく言ってるうちももちろんやらないし。
挙句の果てにしびれを切らした私が厳しく言ったり、繰り返し言ってしまうと、この切り替えし。

「あーもうそういう風に言われると、やろうと思ってたのにやりたくなくなっちゃったよー」
天才じゃないですか?
何も言わなかったら絶対やらんかったやろー!優しく諭してるうちにとっととやらんかーい!
と思いますが、こうなってしまうともう負けなのです。
だって私が「嫌な言い方をした」から「やりたくなってしまった」のだから。
私が「繰り返し言う」から「やる気がなくなってしまった」のだから。
私のせいなわけですよね。あれれ?

どんどんとパワーアップしていく彼の口答えと格闘するであろう夏休み。
潔く、よし、夏休みだし好きなようにさせて私も怒らないようにしよう!
と言い切れればいいのですが、それができないのが私。。。みんなそうですか?

おそらく延々と私が小言を言い、一層に息子の口答え力がパワーアップする夏休みになることでしょう。

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交渉の天才

「Rぞうといえば交渉」といっても過言ではないくらい、彼はそのまま受け入れるYESはありえない男。
必ず、YESの前に交渉を挟んできます。
「条件付き」という単語を新たに覚えましたので、「まぁいいけど、条件付きだからね」と答えてくる始末。
我が家の「交渉の天才」はなかなか手に負えません。

R「おやつもう少し食べたい」
私「じゃあクッキーもう1枚あげるよ」
R「いや、5枚くれ」
私「1枚」
R「3枚」
私「1枚」
R「2枚で手を打とう」

私「ねえねえRぞう、これ少し手伝ってくれない?」
R「手伝ったら今日昼ごはんの後にデザートついてくる?」
。。。こんな感じ。絶対交渉に応じないようにすべきなのかもしれませんが、彼の力に負けてしまうこと多数。だめな母です。

この交渉力が将来のグローバル社会できっと役に立つと信じて。。でもそれに毎度負けぬようなんとか私も踏ん張る夏休み。頑張ります。

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切り替えの天才

私には3つ年の離れた弟がいますが、弟は非常に穏やかな性格で、反抗期もあまりなく、いつもにこにこしていたイメージ。
暴れていたり怒っていた記憶はありません。
そんな私、男兄弟がいるにも関わらず、男子の母になるまで全く男子のことをわかっていませんでした。
男の子ってなんだかすごいのね。いや、うちの子だけ?
なんだかよくわかりませんが、突如怒り出すんですよ。
そして次の瞬間にはもう大声笑っていたりする。そんな彼は「切り替えの天才」。

今日もひょんなことから大喧嘩をしまして。
おそらく私が彼の"大事"なもの(大事だけれどずっと使っていなくて、かつぐちゃぐちゃに置かれていて、何度となく伝えたけれど決して片付けなかったものとか)を捨てようとしたことに彼が猛烈に反撃したとかそんなことだったと思います。
まずは最近の彼が得意とする威嚇(最大限に怖い顔をして大きな声を出す)をしてきたので無視をしましたら、一人で更に怒り、大きな足音を立てながらドアをわざと大きな音で閉め、部屋にこもってしまいました。
そんな様子を私は少しいらいらしながらも引き続き観察しつつ放っておいたら、ものの3分もたたぬというタイミングで私のところへ戻ってきて「3時のおやつ食べてなーい。何か食べたいー」とのこと。

あれれ、先ほどの怒りってなんだったんでしたっけ?

こちらもそこそこ腹が立っていたりするので、彼の切り替えの早さに置いてけぼりをくらうこと多数。
この夏もすでにすっかり私の気持ちだけ置いていかれることが多い毎日であります。
できたら怒らないでほしいけど、切り替えの早さだけは見習いたい。

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親のことを観察する天才


またまた私事ですが、先日次男が生まれてきました。次男はまだ4か月になったばかり。本当にまだまだ小さくてかわいいです。
ただこのご時世もあり、産後という状況もあり、私の性格もあり、私は色んなことに気を張って一瞬一瞬心配ばかりしています。
これは私の性格でもはや仕方がないのですが、心配事がない、という状況がありません。24時間365日何かが頭の片隅にあって心配をしているわけです。私に限らずお母さんってある程度心配性な生き物かもしれません。
そんな私が心配事をRぞうに共有すると、彼は必ず適切なアドバイスをくれます。
「今日赤ちゃんう〇ちが出てないー」と心配すれば「ママだって出ないことあるでしょ」と笑われ、
「なんだか不機嫌だよねー」と話せば「そんなにいつもご機嫌でいられないでしょう」と一蹴される。
次から次へと心配事を思いつく私に「あのね。落ち着いて。赤ちゃんそれぞれみんな違うから。この子はこの子。」と質問掲示板で見かけそうなアドバイスをいただく。
そして最近は私がてんぱっているときには大概、「ママ。大丈夫だから。もう本当に心配性だなぁ」と真っ先に笑い飛ばしてくれる彼。
そしてそれに付け加えるように「本当にママは頑張り屋さんなんだよね」という泣ける一言を付け加えてくれる天才。私のことを本当によく見てくれています。ありがとう。子どもたちって本当に親のことよーく見てますよね。観察の天才だと思います。

我が家の天才は本当に面白い。
心配性で頑張り屋さん(自分でいうのもなんですが笑)な私。そんな私の心に毎日面白さたっぷりの遊びを提供してくれるRぞう。私の人生に本質的な遊び心を醸成させるために、彼はそこに存在してくれているような、そんな気持ちになったりします(実際はなかなか遊びゴコロに素直になれず怒ってばかりな日常ですが、、、)。

さてさて、皆さんの夏休みはどんな感じですか?
おそらくどこの家庭の天才も、楽しみにしていたであろう夏休み。今年はいつもと少し違った夏休み。我々親にとっては天才と過ごす時間が長くちょっと大変にもなる夏休み。あそびがたっぷりな夏休み。
一緒に乗り切りましょう!
今年の夏は一度きり。天才に翻弄されつつも楽しい夏にしてみせましょうね!

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